羽生結弦くんのいない全日本は寂しいと思いながら、今年も観戦。


全日本はこれを最後に引退する選手たちがいます。

演技が終わった後の選手の表情、客席でバナーを掲げて見守る人達。

小さい時から生活のすべてを捧げて来たであろう選手やご家族の思いを考えると、胸に迫るものがあります。


無理を重ねて練習をしている選手達。

怪我や病気を乗り越えて、再びリンクに立っている姿に感動します。

この日を目指してリハビリをして、練習再開しても以前のように動かない身体にもどかしさや不安を感じる日もあったかと思います。

本人はもちろん、支えて来たご家族、コーチの思いがいっぱい込められた数分間なのだと感じながら観ていました。


今年は、ジュニアの活躍が目立ちました。

長年のスケートファンとしては、新しい選手が育っているのは嬉しいことです。

それでも、やはり世界王者である宇野昌磨選手、坂本花織選手の演技は別格でした。

大きく加点のつくジャンプ、レベル4の回転やステップなど、美しいと思いました。


すべての選手の真摯に挑む姿にたくさんの感動をもらいました。