コロナ禍で延期になっていた13代目團十郎の襲名がようやく行われました\(^^)/

歌舞伎ファンの端くれとして、空席だった大名跡が相続されるのは喜ばしく感じます。



襲名披露記念特別公演の「顔寄せ手打ち式」は、黒紋付き姿の歌舞伎俳優96人と関係者ら総勢104人が参加されたそうで、どんなに壮観だったことかと思います。
この公演のチケットは、あっという間に完売したそうです。客席で観ることができた方達が本当に羨ましいです。

團十郎としての初めての演目は「勧進帳」。
板東玉三郎さん、片岡仁左衛門さんが出演されていて、お祝いにふさわしい豪華さですね!

海老蔵襲名披露時の「勧進帳」は、何とか大阪松竹座のチケットを確保できて、客席で観ることができました。登場しただけで、すごいオーラを放っていて、生まれもったスター性というのはこういうことなのだと感じました。
あれから18年、どのような弁慶を演じられたのか、客席で、せめて配信でも観たかったと思いました。

今回の公演から、「大向う」が再開され、「成田屋!」「13代目!」という声が聞かれたそうです。「大向う」は、歌舞伎を盛り上げるために欠かせないものだと思っています。

8代目新之助の初舞台も、歌舞伎界の伝統を引き継いで、大きく盛り上げていってくれることと思っています。

日本の伝統芸能である歌舞伎、これからも良い役者に恵まれ、良い演目が引き継がれて、末永く栄えて欲しいと願っています。