『江戸三〇〇藩 最後の藩主 うちの殿さまは何をした?』 八幡和郎 著
先日、『わが殿』を読んで、幕末の藩主達に興味が湧いたので、この本を借りて来ました。
幕末というと、薩摩、長州、土佐、水戸、会津などが中心で、他の藩にスポットが当たることは少ないように思います。
だけど、数多くの藩があり、それぞれの藩において存亡をかけたドラマがあったわけで、文字通り「うちの殿さまは何をした?」ということに関心を抱きました。
各藩が、意外なくらい現実的にこの激動の時代に対処していたことに驚きました。
また新政府も戊辰戦争後、前時代では考えられないくらいの寛大な処分をしていました。
殿さまどうしの血縁関係とか、子孫の話とかもわかって面白く読めました。
