谷桃子バレエ団は、「ジゼル 第2幕」
芸術監督さんが、「日本的なジゼル」と言われていたので、どのように違うのか関心を持ちました。
優しさ温かさを感じるジゼルでした。
人間味をより強く残しているところが、日本的なところなのでしょうか。
山口緋奈子さんは美しくて、ミルタ役にぴったりでした。
怒れるミルタというより、淡々とした様子に情が通じない怖さを感じました。
コールドは、人数が少ないように感じたのですが、アラベスクで交差する見所などはぴったり揃っていて見応えがありました。
欲を言えば、「ジゼル」はやはり第1幕から観た方が感情移入できますね。
全くタイプの違う演目を見せてくれる「バレエの饗宴」は、とても楽しかったです。
日本のバレエ団はあまり観たことがないので、生舞台で観たいと思いました。
何年か前のルグリプロデュースのような特別企画もして欲しいです。