Kバレエが、1日限りの限定公開してくださっていた『クラリモンド~死霊の恋~』を観ました。
舞台は19世紀のパリ、音楽はショパン。
『椿姫』や『マノン・レスコー』を彷彿させながら、Kバレエらしさあふれる群舞も見せてくれる作品でした。
1時間の短編だけど、見所いっぱいです。
日高世菜さんを観るのは初めてでしたが、熊川氏が「彼女は別格だね」と評したのを知っていました。
まず目についたのが、足の動きのしなやかさ。
走っているだけでも、膝下の動きの美しさに目が吸い寄せられます。
演技をしている時も、すべての動きにバレエが途切れることがなくて、彼女の身体から音楽が流れ続けているようです。
堀内さんも初めて観ましたが、他のKバレエの男性ダンサーと少し印象が違うように感じました。
ロミュオーの世の中に慣れていない役柄にぴったりはまっているように感じました。
浅川紫織さん、復帰されていたのですね!
知らなかったですが、手術が成功されて、戻ってくることができたとのことで、本当に良かったです。
この動画の中で、熊川さんが、浅川紫織さんのバーバラについて語られていて、ジーンとしました。
舞台装置の鏡が印象的で、バンパネラになったら、クラリモンドが写らなくなるんだろうかと、鏡の中に気を取られてしまいました。
当然ながら、そういう演出ではなかったです(^^ゞ

