ようやく『ジュエルズ』を観ました!

『ジュエルズ』は、バランシンが縁のあったフランス、アメリカ、ロシアの3つの国と、大作曲家であるフォーレ、ストラヴィンスキー、チャイコフスキーへオマージュを捧げたと言われている作品です。

まずは「エメラルド」
私は、マチュー・ガニオの大ファンなので、ひたすら目が追ってしまいます。
麗しいです!
そのうちに、だんだんロマンティックチュチュの色の揺らぎに目が奪われて来ました。
キラキラ輝くエメラルドそのもので、静止画ではわからなかった魅力的な衣装です。
衣装デザインは、クリスチャン・ラクロワです。

2つ目の演目は、「ルビー」
マリ=アニエス・ジローが4人の男性ダンサーを従えて踊るのがカッコ良かったです。
パ・ドゥ・ドゥは、オレリー・デュポンが踊っていましたが、この演目は、マリ=アニエス・ジローの存在感が大きく感じました。

最後は、「ダイヤモンド」
白いクラシックチュチュに、チャイコフスキーの音楽。
まさに、ザ・バレエの様式美の世界です。
この世界が大好きです(*´ー`*)
アニエス・ルテステュとジャン=ギョーム・バールのパ・ドゥ・ドゥは、ドラマティックでした。
パ・ドゥ・ドゥの最後に、ルテステュの手の甲に口づけるシーンが、とても素敵です。
群舞の魅力は、生舞台でこそ観たいと思いました。


パリオペラ座でバランシン振付のものは、「テーマとヴァリエーション」を生公演で観たことがあるのですが、その華麗な世界にぽわ~んと酔いしれて幸せな気持ちになりました(*^-^*)