久しぶりに「じゃりン子チエ」を読みました。



最初に知ったのは、高畑勲監督によるアニメでした。
漫画の方は、いつどこで読んだんだろう?
記憶にないけど、数巻は読んだと思います。
当時は、チエちゃん視点で読んだので、たくましく生きている女の子の印象が強く残っています。

再読してみて、チエちゃんやテツの印象はあまり変わらないけど、現実世界ではお近づきにはなりたくないような周りのオジサン達が可愛く見えて来ました。
「下町人情」と言葉にすると野暮だけど、みんな一生懸命生きているそれだけのことにホロリとさせられました。


以前見た「ぼくんち」という映画を思い出しました。

幼い兄弟が、銭湯に行って

「ぼくら 貧乏なんです」

と言うと、番台から間髪を入れず

「入れ!」

このシーン大好きです。