ボリショイバレエの「白鳥の湖」を観てきました。
席は8列目だったけど、オケピがあったので、実質は3列目
オペラグラスが必要ないくらい、よく見えました。
今回のグリゴローヴィチ版は、いつも観慣れているものとは大分設定も振り付けも違うけど、私は好きです(*^▽^*)
第1幕 第1場
ロヂキンのジークフリート王子は、出て来た瞬間、「可愛い!」と思いました。
この後の展開が、邪気のない世間知らずの王子さまだから、騙されても仕方ないねと思える感じ(^w^)
道化役のスモリャニノワ グーセフは、すごく軽やかで目を惹きました。
同じように跳躍の多いロットバルトより、このダンサーの方が印象に残りました。
パドトロワは、第1Va.が私が踊ったことのある振り付けだったので嬉しくなりました( 〃▽〃)
このバージョンで踊るのは、初めて観ました。
第2場
スミルノワの美しさに見とれました。
ポワントが震えているかのような細かいパドブレと細くて長い腕の動きが、美しかったです。
4羽の白鳥は、練習したばかりなので、楽しみにしていました。
あの苦しい踊りを一糸乱れずという感じで踊り抜くのは、さすがに見ごたえがあります。
第2幕 1場
各国のお姫様の踊りは、相当違っていました。
これまで各国の踊りは、余興みたいな位置付けに見えたけど、ポワントで踊るお姫様をメインにお供が盛り上げつつ踊るという設定で、花嫁候補としての意味が際立って見えました。
衣装がみんな白色だったのも、花嫁を意識しているんでしょうね。
オディールを強調する効果も兼ねているのかな。
オディールの踊りは、いつも気持ちが上がるのですが、今回はなぜかあっさりした気分でした。
スミルノワは、オデットの時の方が張りつめた美しさがあっていいように感じます。
第2場
白鳥と黒鳥が混ざりあっていくのが、終焉を刻々と感じさせられました。
今回は、悲劇バージョンでした。
少しあっさりしすぎているような気もしたけど、カーテンコールがたっぷりあったので、それも払拭されました。
スタンディングオベーションで盛り上がっているなか、王子とオデットが目の前まで来て、レベランスをしてくれたので、感動で思わずウルっとしました(*´-`)
帰りは出待ちはしなかったけど、地下鉄駅に向かって歩いていたら、出演者を乗せたバスがやって来ました!
みんな顔小さくて、麗しい(///∇///)
手を振ったら、笑顔で振り返してくれました。
パリオペは、全くグッズがなかったけど、ボリショイはあったので、嬉しかったです。
幕間でもう一度覗いたら、こんな状態でした。
Sサイズだけど、かなり大きめ(^o^;)
レッスンTシャツとは、サイズ感覚が違うのかなあ
でも、開場と同時に買っておいて良かった。
買いそびれていたら、今ごろ悔し涙だわ(^w^)
素敵な1日でした(///∇///)



