さて、音読み訓読みお得意なお子さんは一般的にどのように理解しているでしょうか?
大人である私はと以下の2点を総合して判断しています。
①音読み→音だけでは意味が分からない(外国語っぽい響き)
訓読み→音だけで意味が分かる(日本語っぽい響き)
②訓読み→送り仮名を触って別の読み方ができる それ以外は音読み
こういう話を娘が小学校低学年の頃からしてきたんですがね、、、
例えば「設備」は”音読み”+”音読み”が正解です。なぜならば…
①せつ→音っぽくて意味が分からない、び→音っぽくて意味が分からない
②せつ→「設ける」、び→「備える」という別の読み方がある
こういう考え方がさっぱり分かってもらえず、いつの間にかもう5年生(;'∀')
娘としては、①は感覚的で曖昧な勘での判断になってしまうのと、②は知識不足で考えられない ことが多いです。
とは言え、こういう子でも今回の漢検6級過去問を通じてバッチリ理解できました!
①②を言葉で説明してもスッと頭に入らなそうなので、
もうゲームにしてみましたよ。
ゲームと言うより、ノリといいますか、
ラップのようなリズムでラッパーのような手つきで♪
※以下の意味
「NO」= 日本語として意味がわからないから「(訓読みでは)ない」
「OK」=日本語として意味がわかるから「(訓読みとして)あり」
例)設備(せつび)
母「せつ」→娘「NO」 母「び」→娘「NO」
→母娘「オンオン~」(音読み+音読み)
※声が揃ったから正解♪
例)綿雪(わたゆき)
母「わた」→娘「OK」 母「ゆき」→娘「OK」
→母娘「クンクン~」(訓読み+訓読み)
※声が揃ったから正解♪
例)県境(けんざかい)
母「けん」→娘「OK」 母「さかい」→娘「OK」
→母「オンクン~」娘「クンクン~」
※声が揃わずブッブ~不正解!
正解は母でした(笑) ”県”は〇〇県というイメージから意味が一瞬分かると思いがちですが、本当は「あがた」という訓読みがあるのです。これは難問だから、1問ミスってもOK仕方ないね。
意味わかりますかね???
生真面目に「これはこうだからこうでしょ~」と解説せずに、
音楽っぽく楽しくマスターする方法(;'∀')(;'∀')
独特過ぎて我が家しか通用しないかもしれません、、、
新6年生にこの低学年向けのような方法かと思われそう、、、
でも、娘は遊び半分に勉強するとケラケラ笑ってスッと定着するタイプなので仕方ないですね。。。
結果、例題を何十問やっても正解できるようになったので一安心です♪
本番も一人孤独に静かにラップを刻みながら音訓判断してもらえたら(笑)
軽くノリノリな怪しい女の子が6級受験会場にいたら、それはうちの子かもしれません( ´∀` )