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今日はちょっと話が遡ります
次男が小学校の低学年の頃のこと


クラスメイトとのトラブルで、息子が「学校に行きたくない」と言ったことがありました

私にとっては、3人の子育てをしてきた中で初めて聞いたわが子の「学校に行きたくない」というセリフ
心痛めてメソメソ泣く息子に どう言葉をかければいいのかと、頭を悩ませました


当時 若い担任には手に負えない、いわゆる"学級崩壊"のクラスで、ターゲットが日替わりになるような状態でした。うちの子だけが嫌な目に合ったわけではないので、息子に特別な原因はないなと思い、なんとか息子を励まして(姉や兄の励ましも大きかったです
)翌日も学校へと送り出したら、校長先生のサポートもあり その日はサッパリした笑顔で帰ってきたので、ホッとしたことを覚えています


後日 トラブルも解決し、翌年にはクラスが離れ、名前を聞くこともなくなり、そのまま薄れていく出来事でした

ところがあれから10年以上経ち、ここ数年 いつのまにか息子が、そのトラブルのあった子と、仲良くなっているのです

私は その名前を聞くたびになんだかヒヤヒヤというか、ゾクゾクというか、正直 あまり心地よい思いがしなくてフクザツ

もしかして無理矢理付き合わされているのかな
何かトラブルに巻き込まれるんじゃないかしら〜と悶々としてしまい


息子にも正直な気持ちを話したことがあります。
もちろん息子も小さい時のトラブルは覚えているけれど、トラウマにはなっていない様子
そして中学の頃や、高校の頃(学校は別々でした)の共通の友達を通じて、自分で見て聞いて感じ、今の態度に繋がっているんだろうなぁ、とは思いますが。
先日 その子が初めてうちに遊びに来ていました。会話はしていませんが、玄関の靴や顔をみればわかります。きちんと気持ちの良い挨拶をして帰っていきました

小さい時のイメージを抱えたまま、いつまで〜もカレを悪者にして、トラウマを抱えていたのは私だけ
構えていた自分がバカみたい…

友達を選ぶと言ったら言葉は悪いですが、周りの人たちと良い関係を築けている息子への信頼もそうだけれど、
何より結局、私は私自身の子育てを信じられていなかったんだなぁ〜と、気づかされた日でした



息子はとっくに赦していたんだなぁ〜

このところ、しつこいほど「赦す」とか「信・信じる・自信」というメッセージを受け取っていたのですが、
節分や立春、新月を迎えるタイミングで、何かひとつ、自分の心の奥底にあったわだかまりが溶けていくような、そんな思いがしています

いろいろ端折ったので解りづらいかもしれませんが…長々とお付き合いくださり、どうもありがとうございます


sound & color 沐音
永田 有子