
見る回数を重ねるごとに、気になるシーンや心に響く言葉が 微妙に変わる
それは 子供たちの成長に合わせて生活が変化し、自分も変化しているから、かな
好きになった人が 狼だったりとか、半分は狼の子供を宿すとか、産むとか、育てるとか、ありえない設定なんだけれど。
でもそれは たとえ人間を好きになっても 相手を全部知ることはできないっていうのと同じことなんじゃないかな
人間同士の子を宿し、産み、育てても、親だからといって、自分の子供のすべてを理解できるわけではないし、子供は自分とは別の考え方を持つ人間、生き物であるっていうこと。
そのくらい、相手のことは未知であるっていうことかな〜なんて思ってみたりして。
我が家は 一姫二太郎、三も太郎だけれど(笑)
男兄弟のいない私にとって、男の子の子育ては 本当に未知すぎて、なんどその頭の中を覗き込みたいと思ったことか
食べ物やオモチャでぐちゃぐちゃになり、部屋の中でも駆けずり回る姿は本当に獣のようだったし…
幼少期から思春期への女の子と男の子の心の変化も(このアニメの中での、子供たちの親離れはとても早いけれど)そうそう、こんな感じ~と思ったり
そしてうちには またタイプの違う三太郎もいて、本当に「」だらけの、手探り子育て
その時々、ただただ必死に過ぎてきた時間
同じことを繰り返しているとしか思えない毎日を 果てしなく長く感じていたけれど 気づくといつのまにか子供は成長していて
あんなに「早く大きくなってほしい」と願っていたのに、いざ大きくなって巣立っていくのはやっぱり寂しかったり…
振り返っても本当に「私は何もしてあげられていない!」って思うし…
見るたびに、楽しかったこと、大変だったこと、いろ~んな事を思い出し、そして見るたびに泣く
それでもやっぱりまた見たくなるのは そこにあったか〜い愛があるからなのかなぁ
