今日は亡き父の誕生日

いつものようにお線香をあげて手を合わせてから、手元にあるミニアルバムを久しぶりに開いてみたら、挟んであることもずっと忘れていた紙の切れ端が出てきた

そこには「昭和四十二年の六月十八日は晴れの良い天気だった。あれから二十七年。俺も年をとっちゃったものさ。」と懐かしい父の文字

今から20年前、私の誕生日プレゼントの包装紙に直接書いてあった短いメッセージ

いつもは多くを語らない父だったので、嬉しくて切り取っておいたものでした

そっかぁ、梅雨時だけど
私の誕生日は晴れだったんだね


この時のお父さんは51かな、生きていたら今年は71かぁ、ますます年取っちゃってますけど
なぁんて1人ツッコミしてたら涙が止まらなくなりました


この4年後に亡くなった父の姿は当時のまま止まっていて年を取らない

そのうち私が追いつき、追い越しちゃうんだろうなぁ、なんて思いながら過ごす
こんな休日も悪くないかな


父の誕生日にみつけた、父から私の誕生日へのメッセージ、これもまた偶然ではないのでしょうね

今もそばにいて見守ってくれる父に感謝
