この前、年が明けた‼︎って

思ってたら、桜も散って

春を通り越して、夏のような

暑さがやってきた


日本って、確か四季が

あったはずなのに、ここ

数年は春が非常に短く、

そして秋なんてほぼ無くて

夏と冬だけのような気が

するのは私だけでしょうか⁉︎



結構、グズグスのグダグダした

話し合いが真夜中まで続いた


続いたんだけど、なにぶん

私は翌日の日曜日も仕事なわけで

一睡もしないまま仕事に

出かけるわけにも行くまい


とりあえず、出勤ギリギリまで

寝たとして、4時間寝られる‼︎


アタマの中にあったのは、

その事だけ


もう、秒で寝入ってしまった私


当然、ギリまで寝ていたので、

大急ぎでメイクとヘアセットを

して、駅までの道のりも走る


ひろし坊はというと、走る事は

せずにわたしの後を早歩きでは

歩いてくれていたようだ


まあ、とっても長身ゆえ、脚の

コンパスも人並み以上に長いため、

早歩きでもピンヒールで走る

わたしと対等なんだと思われる


僅か数駅で職場の最寄りに

到着してしまった


その間、ほんの数分なんだけど、

空気が重すぎて何時間にも

感じてしまった


そして、改札を出て私は至って

少しでも普通に振る舞おうと

「じゃあ、行くてくるね」


その時にひろし坊が言ったことばが

「もうOCCOの中では気持ちの整理

 出来てるんだね」


え?え?え…⁇⁇⁇


「別れ際に、変な事、言わないで!

 何が言いたいの?仕事に

 行けないじゃん!」

「あんな話して、オレは一睡も

 出来なかったのに、OCCOは

 すぐに何事もなかったかのように 

 寝てたもんね」

「・・・」


何も言い返せなかった


だって、仕事で疲れてるのに

疲れる話して、今日も仕事だから

寝なきゃ!って思ってたのは事実


私のとった行動は悪なのか⁉︎


なんだか泣くに泣かなかった


1日モヤモヤを抱えながら仕事を

したものの、夜の飲み会には

とてもじゃないけど行けなかった


ソレから、待てど暮らせど

ひろし坊から連絡は来ず…


私も私で、強情というか頑固な性格が

災いして、自分から連絡する

ことはなかった


まさか、コレがひろし坊と話した

最後になってしまうなんてダレも

思わなかったよなぁ


この1ヶ月後くらいに彼は赴任先の

アメリカに旅立って行ったのだった


自分で希望した人生を歩んでくれて

私としては寂しいけれど、満足?

だったのか?


旅立つ前日にどうやらお店に来て

くれたようなのだが、タイミングが

悪く、休みで会う事が出来なかった


翌日、その事を聞いてすぐ、

ポケベルを鳴らしてみたものの、

当然のように返信はなかった


呆気なく、終わってしまったのだ


今でいう、有料物件を自ら

手放してしまった私…


きっと、ひろし坊についてアメリカに

行っていたら…遠距離恋愛を

続けていれば…勝ち組だったのか?


ソレはわからない


だって、なにぶん交際に反対

していたお母様が姑になるわけで

きっと苦労してたのでは…


でも、もっと素直な性格だったら

もう少し変わっていたのかも


まあ、この先の人生負け組の

布石にすぎなかったのだろうな