アメリカの人気小説をフランスでドラマ化された作品です。


どんでん返しの連続のノンストップドラマ!







パリで夫と娘と共に幸せに暮らしていた医師のアリスは、

ある日自宅で何者かによって、背後から銃で打たれる。

一週間こん睡状態で生死をさまよっていたアリス。

しかし彼女が目覚めて知った事実は衝撃的!!

夫は何者かに射殺されていて、生後6ヶ月の娘タラは誘拐されたのか行方不明。



夫の葬儀後に、身代金請求のコンタクトがあります。

最初は、アリスの妹クレールが薬物中毒で、家族とも疎遠になっていることから、
クレールが悪い男と共謀して、お金目当てで起こした犯行だという予測でドラマは進行します・・。

しかし、二転、三転していき、最終話まで犯人や犯人の目的が分からないまま。



独自で手がかりを探し、必死で犯人を追うアリス。

おかげで彼女自身が犯人と共犯なのでは・・と疑われ、指名手配され警察に追われることになるという始末・・(まるで「24」のジャック・バウアー)

でも警察の無能っぷりは笑えるほどで・・。頼りにできない警察は無視してアリスが単独で動くのも納得。子を思う母なら当然よ!



毎回、めちゃくちゃいい所で終わるので、続きが観たくて止まらなくなりました。


誘拐されたタラが赤ちゃんだもんで、アリスがかわいそうですごく気になるし、犯人にも強い怒りが沸いてくるし・・。



でも結局アリスの近しい人すべてに秘密があって、この事件に少なからずかかわっているんです。それが徐々に明るみになってきます。


だからハッピーエンドながらも手放しでよかった、よかった!!という感動の結末にはならず、
なんとも切なくすっきりしない気分になりましたね。



パリの街並みが美しかったです。







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