今日からいよいよ本格的に、連載をスタートします。
まずは初めてなので、双極性II型障害の超簡単な概要を説明しようと思います。いきなり自論を展開しても誰もついてこれないと思うので、今回はどこででも見かける内容です。図解だけオリジナルです。
双極性障害とは、ズバリ『波』の病気です。←ここ重要。
『躁』と『うつ』という2つの極の間を行ったり来たりする精神疾患です。
人間には、誰にでも気分の波があります。
嬉しいことや楽しいことがあれば、気分が上がり、つらいことや悲しいことがあれば、気分が下がります。これは人間として当然の心の動きです。
しかし双極性障害という疾患は、その気分が尋常ではないところまで上がったり下がったりします。
こんな感じ。
昔は『躁うつ病』と呼ばれた病です。現在は『双極性障害』または『双極性I型障害』と呼ばれています。
『うつ』は、いわゆる『うつ病』と同じと言えばイメージしやすいでしょう。
『躁』は異常に高揚した気分です。その状態は、入院が必要なほどで、放っておくとその人の人生が台無しになるような行動を取ってしまう場合が多いそうです。
そうです…というのは、私はⅡ型障害なので、I型躁転の実体を知らないのです。なので詳しくは書けません。このブログで今後取り扱っていくのは、II型障害の方です。
さて、私も患っている双極性II型障害の波はこんな風になります。
うつ状態はI型と同じですが、躁状態がI型よりもソフトになり『軽躁』と呼ばれる普段よりも高揚した気分と、うつを繰り返す疾患です。
冒頭でも述べた通り、双極性障害は『波』が特徴的な疾患です。躁とうつの2つの極の間を、行ったり来たりと繰り返します。
双極性障害の当事者は波に翻弄され、自分の人生なのに、全くままならず、社会生活を送れなくなってしまう方もたくさんいらっしゃいます。
私は、今はなんとか社会生活を送れていますが、以前は完全にドロップアウトしていました。
これからの連載で、詳しくこの『波』について語っていきたいと思います。