本当にそんな事が出来るの? | リリカルうつろぐ。

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双極性障害の移ろいゆく心を語るブログです。
ただの雑談もあります。

ちょっと古いけどweb上で双極性障害に関する記事をみつけた。(今から6年前の記事)

 

 

【座談会】患者さんが、社会でいきいきと暮らしていくために

双極性障害を”識る”

 

 
 
秋山 剛氏、尾崎 紀夫氏、加藤 忠史氏の3名の座談会をまとめた記事。
 
割と長めの記事だけど、内容的には面白いと思う。その中で、気になる一文を発見。(以下引用)
 

患者さんの協力が得られれば,うつより軽躁病相のほうが,新規抗精神病薬,あるいは作用が単純な古典的な抗精神病薬でコントロールしやすいと思います。軽躁を放置することなく,気分が上がりかけたタイミングで服薬してもらえれば,少し活動的で生産性も上がったよい状態を持続できる印象もあります。そのためには,患者さんに再発の兆候に早く気付いてもらうこと,こちらもタイムリーに薬を出すことが大切です。

 

軽躁状態でタイミングよく薬剤調整をすれば、いい状態で維持出来るというもの。ホントにそんなが出来るの?という感じ。出来るなら是非やってもらいたい。
 
 
 
 
そして、そういえば昔Kyupin先生のブログでも似たような内容を見た気がする…と思って探してみたら、みつかった。上の座談会より4年ほど古い(今から10年前の)こちらの記事。
 
 
 
 
嫌なタイトルの記事だね(笑)
この記事のメインの部分ではないけれど、やはり似たようなことが書かれていた。
 
躁うつ病でべったりとしたうつ状態が遷延し、地底を這っている状態が続いている時、「1回、躁転してみる?」というのも1つの選択肢なんだと思う。もちろんリスクはあるけどね。下から上って行くより、上から降りてきた方がちょうど良い場所が選びやすい面があるからである。(下から行った場合、あと1段がなかなか上れない)
 
 
 
躁・軽躁状態を上手く利用して、ちょうど良いところで安定させるなんて本当に出来るんだろうか?それともこれは一部の、神業を使える医師だけが成せる技なのか。う〜ん。