買い物大好きばあば（私の母）の服飾品を、メルカリで売り続けている私。

その数は、尋常ではない。

預かった在庫は全て夫の部屋に置かれており、ゴミ溜めと化している。

この在庫をどう売りさばき、なくしていくか･･･。

出現しては、消し、また出現しては消す･･･。

母親が物を買い続ける限り、このスパイラルは続く。

もはやこれは、テトリスやぷよぷよのようなゲームと同じだ。

かなり時間と手間はかかるが、元来ゲーマーである私は、このブロック崩し感覚の作業に不思議な爽快感を覚えていることも事実。

｢いやぁ、爽快！爽快！品物がこの部屋から消えていく度に、排泄時に似たすがすがしさを感じるわい！！｣

｢その排泄物の中に･･･私はいる･･･。｣

損しかしていない夫に息子が、唯一同情している。

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