出産記事を、一から読みたい方は、ブログトップページの「記事一覧
」→「出産秘話
」をクリックしてご覧くださいませ。

新生児室まで息子を向かえに行く。

退院用にと買った、ふりふりの服に包まれた息子がいた。

いよいよこの子との生活がスタートするのか…

と、不思議かと希望に燃えた気持ちがした。

兜の飾りの前にて。

父きみじ、母と一緒に。

エントランスにて。

子どもが生まれた瞬間、てっきり猫可愛がりして、愛情が爆裂し、母性感じまくり！という風になるのかと思っていたが、

私は息子が生まれた時、

「あぁ、これからこの一人の人間の人生を我々がサポートしていかなければならないのだな。」と、冷静であった。

その小さき命をギュッと腕に抱え、一歩ずつ踏みしめるようにして、病院を後にした。

退院した日の空は、晴れであった。

これから２週間、里帰りが始まる。

穏やかな気持ちで頑張ろうではないか。

その日の夜

「眠れないよぉ。会陰の傷が疼くよぉ。泣いてるよぉ！」

全然穏やかでない。

この記事が面白いと思っていただけましたら、ポチッとお願いします

＋最終話：祝 退院＋