とある夜、息子と「いっせーの!」またの名を「指スマ」(SMAP ✕SMAPより)で知られるゲームをしようと言う話になった。
いつも遊んでいる「指」スマは、少々飽きていたので、私がある提案をした。
「そうだ!足スマやろうぜ!!」
「足スマ?」
「そう。足を上げて遊ぶの。」
ただ、足を親指に見立てて上げる、シンプルかつアクロバティックなゲームだ。
「足スマ2~!!」
「足スマ1~!!」
11歳の息子ともうすぐ38歳の母親の、謎めいたデュエット足さばき。
陸上シンクロナイズスイミングと化している。
「あ~楽しかった!!ママ、次は、股間スマやろう!」
「無理。はるしかできないだろ。」
下ネタ以外の何者でもない。
例え、参加できない女の私を置いておいて、父息子で遊んでも、ただの変態家族になるだろう。
股間スマは夜の闇へと葬り去られるのであった。
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