ある日、息子が満面の笑みを浮かべながら、保育園から帰ってきた。
「なんか、嬉しそうだね~。良いことでもあったのかい?」
「あったよ、あったよ~♪ママに、プレゼントがあるよ~。」
「ほう!なんだね、プレゼントって。」
「ジャジャーーーーーーン!!!カブトムシの角!!!」
「・・・死体!?」
「うん♡すごいでしょ、オレ見つけたんだよ。」
「あ、ありがとう・・・(死体)。とりあえず、花壇に飾っておくよ・・・。(家の中には置いときたくない。)」
それからというもの、虫の死骸を見つけてくる度に、私に贈ってくれる息子。
ある時は、コガネムシ。
「ママ!金ぴか!」
ある時は、玉虫。
「ママ!これ、超レアだからね!」
みんな、花壇の肥料になってくれている。
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