前回のお話は、+ゲーム卒業宣言撤回!前篇+
我が子の誕生と子育てが待っているという理由で、ゲーム卒業宣言をしたばかりのダーリン。

しかし、そんなダーリンもぽっかり空いた時間に耐えきれず、私の後押しとともに、バツ悪そうに、いやしかし非常に嬉しそうに、新しいゲームを物色しに行った。

―1時間後

「ただいまー。」
「おかえりー。好きなの買えた?」

「うむ。」
ダーリンが買って来たソフトは、コレ

2人プレイが可能なアクションゲームである。

「あれ?ダーリン専用の好きなゲーム買ってきて良いって言ったのに、わざわざ2人プレイのソフトを選んできたのかい?」

「うん、だって1人じゃつまらないもん。2人で遊ばないと意味ないと思って…。」

「ダーリン…。」

「WonderGooにも、古本市場にも行って探しちゃった!」
「え!その2店舗ってかなり離れてるよね…!そんなハシゴまでしたのね。」
ダーリンのゲームにかける情熱は、半端ないようだ。
さて、出かけて疲れたであろうダーリンにお茶でも淹れようと立ち上がると、

ダーリンは、買ってきたばかりのゲームを早速起動させていた。
小学生か。
ゲームの卒業式は、もう少し先のようである。
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