ダーリンは、もうじき三十路になる。
それなのに、彼の肌ときたら、「豆腐」のようだ。
そっと手の甲に触れようものなら、フィギュアスケートでもできそうなほどの良い滑り具合。
早朝、ダーリンのパジャマの裾から手を滑りこませ…
腹をさすろうものなら、「絹ごし豆腐」である。
ちなみに、パジャマ越しだと「木綿豆腐」の感触だ。
しかし、そんなダーリンのお肌も、トゥルトゥルとはいえない時がある…。
それは…仕事帰りだ!!
勿論、このテカテカは、1日仕事を頑張った、尊いテカテカなのだが…
「ダーリンのほっぺ…何かベタベタしてるね…。」
私は、この時のお肌を「揚げだし豆腐」と呼ぶことにしている。
予想以上にしょんぼりしてしまったので、「揚げだし豆腐」のダーリンのほっぺも、慈しむことにしている。
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