弟の大学合格祝い会が、父方のお爺ちゃん、母方のお爺ちゃん・お婆ちゃんを呼んで、木曽路というしゃぶしゃぶレストランで開かれた。
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)
ダーリンは、母方のお爺ちゃん・お婆ちゃんには会ったことがなかったため、前日から2人の特徴や性格、エピソードについて説明していた。
特に、お爺ちゃんの話で、盛り上がる。
「お爺ちゃんは、妖精みたいな感じ。Star Warsに出てくるヨーダにも似てるかな。いつも焼酎を、コップのどこまで注ぐか注がないかの話をしてるよ。」
「俺は、いつもこれくらいしか入れねぇ~んだ。」
「基本は、無口だね。それと、私たちが話しかけた時、とりあえず微笑みながらうなずいていたら、あまり話を理解していないってことだからね。」
ダーリンは、様々な話を聞き、お爺ちゃんがやけに気に入ったようだった。
「あぁ、楽しみだなぁ~。」
食事会当日、お爺ちゃんは、しゃぶしゃぶを食べに来たというのに、父きみじにふぐさしのメニュー表を渡して微笑んでいた。
「ふぐさしを頼めってことですか…お義父さん…。」
食事会中、ほぼ一言も話していなかったお爺ちゃんだが、帰りの車の中で、一言。
「………指扇。」
唯一この日、能動的に話していた瞬間であった。
ダーリンは、生で会って、さらにお爺ちゃんが気に入ったようで、「自分も将来は、妖精みたいなお爺ちゃんになりたい!」と決意していたのだった。
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