「若者のすべて」という曲。ご存知でしょうか？

日本のロックバンド、フジファブリックが2007年にリリースした曲です

（残念ながらバンドは2025年2月をもって活動休止だそう）

若者のすべて

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この曲を最近、それこそ現在若者に人気な「ヨルシカ」のボーカル。

suis（スイ）さんがカバーしたのを聴いたんですよ

若者のすべて / suis from ヨルシカ

若者のすべて

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元々原曲が良いのもありますけど、私。感動しちゃって

歌声はもちろん、アコースティックを前に出したカバーアレンジも素晴らしく

ここまでまた違う印象に変わるのかと

改めてこの作曲の完成度の高さを思い知らされました。

コード（和音）進行は極めてシンプルなんですけどね。

（作曲って、難しい事やれば完成度高いとかいうものでもないです）

その証拠というか、

バリバリ有名なベテランミュージシャンもこの曲をカバーしています

若者のすべて / 槇原敬之

若者のすべて / Bank Band （Vocal：桜井和寿（Mr.Children））

この曲の各々のカバーで不思議なのが、その人の持ち曲にも聴こえるんですよ

槇原さんや桜井さんが作詞作曲したって嘘言っても信じちゃうくらい馴染んでます。

誰が歌っても馴染むようなこういう作曲はスゴイ

ですが、この曲を作詞・作曲した志村正彦さんは

奥田民生さんに影響されて音楽を始めたそうで

そう言われてみると、奥田さん的な要素もあるかも。

奥田民生さんにもぜひ歌ってほしいですね

（ベースとハモリではすでにカバーされているよう）

あとは、作曲だけでなく歌詞の完成度もこの曲は高くて

いわゆる「夏の終わり」系ですが、詞だけでその情景が浮かんできます

若者のすべて（←歌詞リンク）

メロディーは一見もの悲しくふわりとしてますけど、

歌詞は考えさせられる部分もあり、それでいて最後はドラマティックな展開で

メロディー・コード・歌詞。全てシンプルでまとまっているのもいいですよね

作り方としても、やっぱ結局こういう曲が歌ものでは強いです。

幅広い世代で聴きやすいし受け入れやすさもあって

このブログで何度も言ってますが、やはりシンプルイズベスト！

歌もの作曲は、変化球なしのストレートで素直に作るのが一番かも知れません

そこに自分なりの味付けは多少必要だけど。

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