大震災が起きた直後から、わたしはおばあちゃんにずっと電話をかけていた
今の時間は家に一人だから、食器棚とかが倒れてきて、挟まれてないだろうか、転んで立てなくなっているのではないだろうか
すぐ不安になり電話したけど、繋がらない
津波の映像を観てからは、地元にいる友達や、ひとつ下の妹に電話をした
地元は海しかない町で、津波警報が出ていた
さっきの映像を観てしまったから、不安で仕方ない
電話が繋がらないのが続くと、もう巻き込まれたのかな?ともっともっと不安になっていく
するとNHKで、地元の町の役所が映った
半分、海に浸かってる
パニックになった
落ち着いて、普段この時間に1番海の近くにいる人誰だろう?と考えた
はっ!!妹の旦那が海の目の前の会社で働いてる!!!
終わった……と思った
助かるわけがない
だって、その会社の先に役所があるんだし、その役所は半分水没してる
その少し先に友達の家がある
今日は仕事で家にいませんように!!!
泣くのを堪えながら、ずっと電話をしていた
あっ…ラーメン作ってたんだ…これが最後の食事になるかも……
もう何分お湯に入っていたか分からないラーメンを、最後まで作って食べてみた
まぁイケるわ…
可愛い子ちゃんに食べさせた