やしの木

 

こんにちはネザーランド・ドワーフ

 

やしの木

 

 

もうすぐ4歳になる息子との

日本語のおしゃべりが楽しいです照れ

 

数ヶ月前からなんですが、

「なんで?」が止まりません。

目につくものすべてについて

とにかく質問攻めです。

いろんなことに興味が湧いてる

証拠だなと思い、

なるべく真摯に答えようと

するんですが、内心

「そんなの知らないわよ」

って思うことも多くておいで

 

例えば、スーパーで

買い物している人を見かけた時

息子「あの人ひとりぼっちかな?」

私「うーん、そうみたいね」

息子「なんで?」

私「一人でお買い物したかったのかな?

それかお家で家族が待ってるか

それかお友達も家族もいないのかも」

息子「なんで?」

私「一人で買い物する理由は色々あるよ

でもママあの人じゃないから

分からないよ。」

 

なるべく適当に答えたくないし

決めつけたくもないので

困ります。

 

ついこの前は、

 

「飛行機の羽はまっすぐなのに

鳥は飛ぶ時に羽がブルブルしてるのは

なんで??」

 

と聞かれて、

そんなこと考えたこともないから

一瞬困りましたが、

飛行機はジェットエンジンを使って

飛んでるけど

鳥さんはエンジンついてないから

羽を動かして飛ぶ力にするんだよ。

と、どうにか答えられました魂

 

私がよく知らない分野も

結構聞いてくるんですが、

なんとか頑張って

わかりやすい答えを

あげるようにしてます。

 

それでも分からない時は

携帯で調べて答えたりします。

例えば、

新幹線大好きなので

「新幹線のぞみは連結する?」

と聞かれた時は

さすがにGoogleに聞きました。

 

それ以来、

仕方なく「知らない」

と答えると、

「ママ電話で調べて」

と言われるようになりました笑い泣き

 

 

そして先日、

ついにきたかこの質問ガーン

 

「僕もいつか死んじゃうの?」

 

↓その質問が来た背景です↓

ガレージにコオロギが住みついちゃって

コロコロずっと鳴いてて

うるさかったんですね。

ガレージは夫の音楽制作スペースに

なってて、演奏を録音するのに

うるさくて困っていて

捕まえて外に出そうとしたんですが

一度失敗したら姿を隠してしまって

それでもまだ鳴き声だけはうるさい

みたいな。

 

それで痺れを切らした夫が

煙式の殺虫剤で

退治したんです。

それで息子は当然聞いてきました。

 

息子「コオロギはどこにいっちゃったの?」

私「死んじゃったんだよ」

息子「どこに行っちゃったの?」

私「死んじゃうとお空に行くんだよ」

息子「お空のどの辺?見えるの?」

私「お空のずーっと上の方で見えないよ」

息子「飛行機に乗ったら見える?」

私「見えないよ」

息子「死んじゃったら見えなくなっちゃうの?」

私「うん、姿は見えなくなるけど

心の中にいるよ。

〇〇(息子の名前)が覚えていて

思い出したりするでしょう、

それは心の中にいるってこと。」

(この辺りで、やばい、ついに

あの質問来るかなって思いました)

 

息子「なんで死んじゃうの?」

私「病気になったり歳を取ったりしたら

死んじゃうんだよ」

 

息子「僕も大きくなったら死んじゃうの?」

キ、キ、キターーーッガーン

 

死なないよ、と簡単に嘘つきたくないけど

無責任に怖がらせたくもない。

でも死ぬこと怖いと思ってないみたい

私「いつかはみんな死ぬんだよ、

それが命だから。でも〇〇は

まだまだ小さいから死なない。」

息子「死なない?」

私「死なない。それに死ぬのは怖くないよ。

日本で死んじゃった家族のお墓に

行ったでしょう。

死んでもずっと心の中にいて

ずっと家族だよ。」

 

息子はそっかー。って

ケロッとしてましたが

私の方が込み上げてしまって

息子と熱いハグを交わしました愛

 

たぶん息子は「自分は死なない」って

思っちゃったと思うけど、

夫にはあとから

ちゃんと本当のこと

教えてあげればよかったのにー

って言われましたが、

私的にはこれでよかったかな

と思ってます。

 

まだ小学校に上がるくらいまでは

理屈よりも印象で捉えちゃうので

今のうちはこの世界は楽しいところって

ひたすら毎日ワクワクしてほしい。

もっと理屈がわかるようになるまでは

真実はぼんやり伝えれば

いいかなって思いました。

 

子ども育てるって学びですねうずまき

 

やしの木