今週はいつもより少し余裕がある?というのは夫の仕事がお休みでそのサポートをしなくて良いからです。

今まで夫の仕事の事はブログには書いていなかったのですが、今日は少し振り返ってみようかなと思います。


夫は高次脳機能障害になる前はフランスの比較的大きい会社で働いていて、その関係でタイや中国に駐在していました。チャレンジ精神は旺盛な方で、20年前に会社が中国に事業展開する時のスタートアップメンバーに志願して、5人で中国に乗り込んだうちの1人でした。若かったですね。それから15年近く海外生活で過ごした後、フランスの本社に戻ったら、逆カルチャーショックになり少しずつ体の調子を崩してしまいました。


日本に来てからは、しばらく働くのは無理だと覚悟をしていました。私の勤め先が、義務付けられている障害者雇用を全く達成していなかった事もあり、私の事情を知っている事業部長が、人事に候補がいると話をしてくれて入社に至りました。有難い話ではあったのですが、夫の状況で何の仕事ができるのか?です。入社しても何も仕事を与えられない、正確には会社側もどうして良いのかわからない状態だったとは思いますが、夫にとっては屈辱的な事でした。本人は以前のように何か出来ると思っていたのですから。


しばらくしてあるマネージャーが、自分の部下達にビジネス英語を教えるのはどうか?という提案をしてくれて、それがきっかけで仕事らしい事ができるようになりました。しかし、何をするのにも全てお膳立てが必要で、それを私が全部やっています。1週間に15クラスあるので、かなり大変です。授業の教材の準備、進行もコントロールしないと時間管理ができないので、付きっきりになってしまいます。


私は教えたりする事は好きなのですが、自分の仕事を昼間と夜に行い、朝と夕方は授業となるとさすがに毎日へとへとです。それでも受講生の皆さんは夫の障害を理解してくれていて、本当に熱心に授業を受けてくれるので、それが励みとなって今までやって来ています。そんな生活も5年目です。夫にとっては全く興味のない教えるという仕事ですので、本人は有り難みも感じていないように見えます。


いつまでもこの状態も辛いので、なんとか近い将来、自由に別な生き方をしたいと強く思うこの頃です。