新型コロナの影響で旅行や飲み会の機会が減り、Amazon PrimeとNetflixには随分お世話になっています。
もはや生活と切り離せず、我が家のテレビの前にはこんなものが陣取っている有様(笑)↓。
※サンエックス(株)のぶらさげぬいぐるみ。Netflixで配信中の『リラックマと遊園地』のコラボ商品。
オススメのドラマ・映画を御紹介しますが、選定基準は以下のとおりです
作品が長すぎないこと
何十話もあるドラマや3時間以上の映画を観て、結局くだらない内容だと「時間を返せっ!」とリモコンを投げつけたくなりますよね。
逆に、短い時間でもしっかり楽しめるとお得感があります。
ただ、念のため言っておくと、ファスト映画みたいなものは論外。
あらすじを知識として仕入れるために観ているわけではないので。
短くてもじっくり味わって観るのは当然の前提です
意外性があること
予期せぬ展開大歓迎
ストーリーだけでなく、場面ごとに「そう来るかっ」と思わせる気の利いたユーモアや登場人物のひらめきなど、製作者のウィットが感じられるものがいいです。
SF・超常現象ものが好き
現実の社会を描いた作品を観ていると、不自然な点とか設定の誤りとかが気になることがあって。
未来のどっかの星です…とか言い切ってくれた方がむしろ気楽に観られるんですよね、私の場合(笑)。
常識に囚われないインスピレーションを得ることもあります
さて、前置きが長くなりました。
以上のような私の趣味で選んだAmazon Prime又はNetflixで配信されているオススメ作品4つを御紹介。
『健太郎さん』(Amazon Prime、35分)
※ Kentaro:Official Trailerの予告編。
いきなり濃い作品で恐縮ですが。
平凡な一家に居座る不気味なおっさん「健太郎さん」。
コイツは一体、何者なのか?
35分で完結という潔さ
この短さなので、観ても大きな後悔はないでしょう。
滋賀国際映画祭で最優秀賞を受賞したとか。
聞いたことのない映画祭ですけれども(笑)。
『ブラック・ミラー』(Netflix、全22話)
※ Netflix Japanのシーズン3予告。イマイチ良さが伝わらない予告ですが。
イギリス版『世にも奇妙な物語』といったところ。
ただ、内容は近未来のIT技術に特化しており、将来生まれそうな技術とこれに伴うトラブルや人間模様が描かれています。
1話完結なので、基本的にどのエピソードから観てもOKですし、ムキになって全話観る必要もありません
エピソードによって当たり外れはありますが、よく練られたものが多く、個人的にはこれを観ただけでNetflixに入ったかいがあったと思いました。
注意点は、シーズン1のエピソード1があまり面白くないこと
これだけ観て挫折したら、もったいないと思います。
なお、映画版の『ブラック・ミラー バンダースナッチ』も配信されており、こちらは視聴中に表示される選択肢をリモコンで選ぶことで内容が変化する意欲作。
かなりシュールな内容で、体験の価値あり。
『Oats Studios』(Netflix、Youtube、全10話)
※ Oats Studiosの公式トレーラー。英語版しか見当たりませんでした。
各話が5分から22分と極端に短かい短編集。
Youtubeでも公開されています。
基本的に各話完結。
公式サイトいわく、「映画監督のニール・ブロムカンプが描く、斬新で実験的な映像の数々。終末のような恐怖と絶望に満ちた世界で繰り広げられる、悪夢のような物語を集めた短編集。」。
SFホラー映画のクライマックスシーンだけ集めたような内容であり、濃厚な数分間を味わえます。
けっこうグロいんですが、「一体どうなるんだろう?」とついつい観てしまいます
『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』(Netflix、全10話)
※ Movie Trailers Sourceの公式予告。英語版しか見当たりませんでした。
幽霊屋敷に住む家族の生活と、それぞれが家を出た後の人生を描くドラマ。
一応ホラーなんですが、登場人物のそれぞれが霊現象と異なった向き合い方をしており、そこに家庭内の確執が加わって濃厚なヒューマンドラマに仕上がっています
マイク・フラナガン原案の作品ですが、同氏が製作に関わった作品として、『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』(全9話)、『真夜中のミサ』(全7話)、『ミッドナイト・クラブ』(全10話)が配信されています。
いずれも超常現象と向き合う人々のヒューマンドラマとして完成度が高く、他の作品にはない独特の味わい深さがあってオススメです