県議会は、歯科衛生を推進し県民の健康増進を目指す、
【県歯と口腔の健康づくり推進条例(仮称)】の条例案を固めた。
「歯と口内の健康維持が、全身の健康の保持増進に大きな役割を果たす。」
との考えに立ち、県や歯科医師らの役割を盛り込んだ。
条例案は14条で構成され、
「知事は、歯の健康作りに関する基本計画を定める事。」
と明記。
歯周疾患の予防等、財政措置を含めた具体的な対策を求めている。
全6会派の議員8人で条例案を検討して来た。
座長の中島源陽議員は、
「県には歯科保健の構想はあるが、計画策定には至っていない。
宮城は虫歯の人の割合が比較的高く、
全県的な取り組みに向けた条例が必要だ。」
と、意義を語る。
検討会で焦点となったのは、虫歯予防に効果があるとされるフッ化物の扱い。
市販の歯磨き粉にも配合され、世界保健機関(WHO)や
厚生労働省は活用を勧めるが、一部から、
『フッ化物を強制する仕組みは良くない。』、『体への影響が心配だ。』
等の意見が出た。
検討会は専門家の意見聴取の結果、
「フッ化物による虫歯予防の効果はあり、安全性も認められる。」
として、【フッ化物の応用】を条例案に盛り込んだ。
フッ化物について、県歯科医師会の山本寿一副会長は、
「多量に誤飲した場合は別だが、通常の使用で中毒になる事はない。
フッ化物について丁寧に説明し、相手の理解を得ることが大切だ。」
と話している。
県議会は年度内の条例成立を目指す。
同様の条例は北海道や新潟県等13道県が制定。
条例案は県議会HP等で公開し、県民の意見を募集している。
締め切りは11/24。
連絡先:県議会政務調査課
TEL:022-211-3593。