DIVE TO BLUE
DIVE TO BLUE/L’Arc~en~Ciel
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L'Arc-en-Cielの9枚目(?)くらいのシングルです。
最近の、新生L'Arc-en-Cielになってからはほとんど聞いていないし、
今となっては、洋楽だのラウンジだのごたまぜで聴いている私ですが
彼らのデビュー当時からNEO UNIVERSEの頃くらいまで
(主に中高生の頃)は、かなり真剣に
L'Arc-en-Cielの世界がよりどころだと思ってました。
なんというかこう…好き、とかかっこいい!とか
そういう感じとはかけ離れていて、
彼らが歌ってくれることに救われる、みたいな重たい好きさでした。
今思えば彼らの曲は、(誤解を恐れずに言うと)
完璧で理想的なものを求めつつ
どこかでそれが有り得ないものであることにも気づいていて
何より自分が不完全であることも受け入れがたくて
どうしようもなくて
葛藤して
時にはナルシスティックにも
ペシミスティックにもなり
絶望しかけていっそ自分の存在さえ消してしまいたくなったり
しがらみを取っ払って
どこか理想郷へ飛んでいきたいと思ったりと
揺れている
そういう自分の思春期的な心に
家族より、先生より、友だちより
寄り添ってくれていたように思うのですが、(長い)
DIVE TO BLUEはそんな彼らの曲の中でも
私にとっては
最たるものでした。
朝から部屋に引きこもって一日中
この曲をただ聞いていたこともありました。
PVがまたいい。
ストーリーとしては、
ビルの屋上から男が飛び降りるのです。
飛び降り自殺なわけで
言ってしまえば、ネガティブ なものなわけですが、
そこに希望があるのです。
もちろん実際、最後に救いがあるというストーリーなのも事実ですが
それだけではなくて、歌詞と相まって
しがらみを振り切って飛び立てばそこに自由があるんだ
というメッセージを伝えてくれる映像だと思うのです。
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一番苦しかった時期から自分が脱したとき
大人になったんだということを感じて
きっともうこんな風に感じることはないんだろうなと
ふと思った日のことを鮮明に覚えているのですが、
DIVE TO BLUEをただただエンドレスで聴いていた
あの頃の気持ちはやっぱり今となってはもう
リアルには思い出せないのです。
でも、この曲を聞くたびに
懐かしさと憧憬みたいなものがドッと湧きあがってきて
彼らの音楽は、思春期・青年期の象徴として
褪せることなく自分の心に君臨してるんだなぁと気付かされます。