◆3日目(令和6年1月21日(日))

 

  東京→仙台→山形

 

ホテルをチェックアウトして外に出ると、やや強く雨が降っていたのでちょっとガッカリ傘

 

まず、地下鉄銀座線田原町駅から7時21分発の地下鉄に乗って上野駅まで行きます。

 

上野で京浜東北線に乗り換えて東京へ

東京駅地下1階の銀の鈴広場から丸の内口へ向かって左手にあるロッカーにキャリーバッグを預けます。

 

東京から7時56分発盛岡行きはやぶさ103号に乗ります。

ちょうど東海道新幹線の車両とツーショットが撮れましたカメラ

 

9時30分、仙台着

仙台も雨が降っています傘

 

仙台から10時17分発仙山線山形行きに乗ります。

車両はE721系の4両編成です。

 

座席はセミクロスシートでボックス席に座ることができました。

発車時刻になると席はほぼ埋まりました。

 

さて、ここで呑み鉄を始めることにします生ビール

アサヒビールの「花鳥風月」です。

 

上面発酵酵母を使った「吟醸づくり」が特徴。

コクがあり、芳醇な味わいがいいですねグッ

 

これから乗る仙山線は、仙台から奥羽本線の羽前千歳を結ぶ58.0kmの電化単線路線で、日本で初めて交流電化された路線です。

 

仙台を出ると東北本線から分かれ、市街地の北部を迂回しながら住宅地を走り抜けると愛子(あやし)に着きます。

仙台からはこの駅止まりのダイヤが多く組まれています。

 

愛子を出ると広瀬川の渓谷に沿って奥羽山脈に向かいます。

残雪が現れてきます。

 

作並を過ぎて奥羽山脈を越える手前の奥新川駅ではかなりの雪が積もっています。

 

奥羽山脈を貫く全長5,361 mの仙山トンネル抜けると面白山高原駅。

標高が440mあり、ここから下り勾配になってだんだん雪が少なくなっていきます。

 

面白山高原から紅葉川とともに下りきると、松尾芭蕉の俳句「閑さや岩にしみ入蝉の声」で知られる山寺です。

寺のある山は雨にけぶっています。

 

右から線路が寄り添ってくると羽前千歳で奥羽本線と合流します。

 

市街地に入り、山形城跡の外堀に沿って走ると終点山形に到着。

 

  山形→左沢(あてらざわ)

 

山形から11時56分発左沢行きに乗り換えます。

 

2両編成のキハ101形で座席はロングシート。

若者が多く、座席はほぼ埋まっています。

 

1つ先の北山形で奥羽本線と分かれて左沢線に入ります。

 

左沢線に乗るのは今回が初めてですニコニコ

 

左沢線は奥羽本線の北山形から左沢までを結ぶ24.3kmの非電化単線の路線で、「フルーツライン」の愛称がつけられていますぶどう

 

山形の市街地を抜けると雪が残る田園地帯を走ります。

 

沿線は、羽前高松、羽前長崎、羽前金沢と旧国名羽前に県庁所在地名が付いた駅が続きます。

 

山すその高いところから、大きく曲がりくねった最上川を見下ろしながら走ると、12時37分、終点の左沢に到着です。

 

駅前は閑散としていて、雨が降り続いています☔

 

左沢と書いて「あてらざわ」と読む難読駅名ですが、地名の由来は、かつて寒河江荘の領主だった大江氏が長岡山に登って西の方を眺めたとき、平野山の左手に見える山谷を「あちらの沢」と呼んだことなど、諸説あるようです。


左沢から折り返し12時54分発山形行きに乗って山形へ戻ります。

 

  山形で昼食、呑み比べ

 

山形駅のエスパル山形1階の「澤政宗」で芋煮定食と澤政宗純米吟醸大辛の燗をいただきます日本酒

 

山形駅西口を出て右に折れたところに金森酒店があります。

 

山形のお酒が充実していて、奥にはカウンター席があります。

さっそく日本酒の呑み比べにトライします。

 

全体的に甘みのあるフルーティなお酒が多いですねりんご

1杯200円~とリーズナブルな値段で飲めるのがうれしいですね爆  笑

(びんにピンク色で書かれた数字が1杯の値段)

 

またおつまみもリーズナブルな価格で提供されています。

 

おつまみで「ぺそら漬け」というのがあり、試してみました。

これ、ナスの漬物です🍆

お~っ、ホント日本酒に合いますねOK

 

  山形→東京→羽田空港→福岡空港

 

山形駅に戻り、14時52分発東京行き「つばさ88号」に乗って東京へ向かいます。

 

金森酒店で買った東光で呑み鉄を楽しみます日本酒

山形県米沢市にある東光の酒蔵には2022年7月に訪れたことがあるのです。

フルーティでおいしいウインク

 

山形新幹線はミニ新幹線と呼ばれる方式で整備されていて、新庄~福島間は在来線の奥羽本線上を走ります。

新幹線に乗っていながら在来線目線での景色が味わえます。

 

米沢を出ると山間部に入り、奥羽山脈にある板谷峠を越えて福島県に入ります。

 

宇都宮を出るころ、西の方角にはオレンジ色に染まった空の下、山の尾根がなだらかにのびているのが見えます。

旅もいよいよ終わりに近づいてきました。

 

17時36分、終点の東京に到着。

 

京浜東北線に乗り換えて蒲田で降り、中華料理店「春香園」で中華丼と焼き餃子で腹ごしらえをしますナイフとフォーク

 

京急蒲田駅まで急ぎ足で歩き、京急で羽田空港へ向かいます。

帰りの飛行機の時間が迫っていてちょっとヤバい状況ですアセアセ

 

なんとか保安検査場にはギリギリの出発20分前に着いて、19時20分のANA271便に搭乗。

福岡空港に向けて飛び立ちます✈

 

 

丸ブルー旅の感想

「大人の休日倶楽部パス」を使って旅をするのは今回で4回目音符

残念ながらこのきっぷ、2024年度から15,270円→18,800円(※)に値上がりします。(※えきねっとで購入の場合の値段)
そのかわり、有効期間が4日間から5日間になるので、1日あたりで換算すると安くはなります。

ただ、東日本エリアだけで5日間を費やすのはもったいない感じはしますねショボーン

さて、今回の旅で1日目に完乗した久留里線、実は昨年6月に乗る予定でしたが、台風の影響で運休となり乗れていない路線だったのです。今回、リベンジを果たせました。

そして2日目の大糸線は、「リゾートビューふるさと号」に乗って満足いく楽しみ方ができました。この列車はおススメですよグッ

3日目はあいにくの雨でしたが、仙台経由で遠回りして山形に入り、未乗の左沢線を制覇できました。
山形県のお酒もいろいろ飲んでみましたが、フルーティでやわらかい感じのお酒が多いなという印象でしたOK

次回の大人の休日倶楽部パスの利用期間は2024年6月20日~7月2日なので、これからゆっくりと計画を練ろうと思いますニコニコ

 

ダイヤオレンジ大人の休日倶楽部パスで久留里線、大糸線、左沢線を巡る

~おわり~