◆1日目(令和6年1月19日(金))
今回使うきっぷはこれ、
「大人の休日倶楽部パス(東日本)」
きっぷの概要
・JR東日本全線、青い森鉄道線、いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、伊豆急行線、富士急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)の特急(新幹線を含む)・急行・快速列車の普通車自由席およびJR東日本が運行するBRTが4日間乗り降り自由
・あらかじめ座席の指定を受ければ普通車指定席を6回まで利用できる。
・ただし、大人の休日倶楽部会員でないと利用できない。大人の休日倶楽部ミドル(男性満50歳~64歳、女性満50歳~59歳)と大人の休日倶楽部ジパング(男性満65歳以上、女性満60歳以上)の2種類があり、年会費はミドルが2,624円(初年度は無料
、ジパングが4,364円となっている。)
・JR東日本のサイト「えきねっと」で乗車日の1か月前から予約購入できる。利用日までにJR東日本管内の駅自動発券機できっぷを発券する。普通車指定席の予約も「えきねっと」ででき、きっぷを発券するまでは予約の変更ができる。
・発売・利用期間が限定されていて、今回の発売期間は2023年12月18日~2024年1月26日、利用期間は2024年1月18日~1月30日
・きっぷの値段は、15,270円
博多→東京
博多から6時36分発東京行き「のぞみ4号」に乗って旅の始まりです🚄
今回は東京までのぞみ号で乗り通します。
まだ1月ということもあり、7時前はまだ暗いです
座席は3人掛け(進行方向右列)の窓側で、通路側に中国人と思われる若い男性が同じく博多から乗っています。
その男性はキャリーバッグの他にいくつか荷物があるため、荷物棚の多くのスペースをとっていました。
私が荷物を置きにくそうにしているのを見て男性は片言の日本語で謝っていたので、気にしないでと返しました。
爆買いでもしたんですかね
山陽路は曇り空で所々雨が降っている地域もあります。
東へ進むほど天気は回復してきました
米原を過ぎると雪化粧した雄大な伊吹山が見えてきます。
冬の関ヶ原付近は雪が多く、しばしば新幹線のダイヤが乱れるのですが、今日は全く雪が積もっていません。
静岡の安倍川付近で富士山が見えてきます🗻
上り列車で右側の窓から富士山が見えるのはここだけです。
新横浜を出ると都心部に入り、速度を落として走ります。
定刻の11時33分、終点東京に到着。天気は晴れ。
通路側に座っていた男性も東京で降りました。
人のことは言えないが、博多から東京まで乗り通す客は珍しい。
駅の自動券売機で大人の休日倶楽部パスと指定席券を発券してきっぷの準備は完了。
キャリーバッグを預けるため、駅の改札を出てロッカーを探しますが、どこも空きがありません
駅の改札内だったら空きがあるかもしれないと思い、改札を通ります。
地下1階の銀の鈴近くのロッカーに空きをいくつか見つけました
ロッカーを無事預け、次に腹ごしらえをするため、山手線で有楽町に行きます。
駅前にある交通会館地下1階の横っちょ横丁に入ります。
ここは昭和の雰囲気あふれる飲食店が軒を連ねています。
その中の「キッチン大正軒」に入ります。
昼どきだったため、20分ぐらい待ちました。
ミックスA定食(1,
メンチカツ、エビフライ、アジのフライが入っていてボリューム感があります
再び東京駅に戻り、キッテビル6階の屋上庭園に行きます。
ここは赤レンガの東京駅舎や駅を発着する列車を一望でき、人も少なくて穴場のスポット。
次に東京駅の向かい側にある新丸の内ビルを訪れます。
ここの7階にレストランフロアがあり、駅舎の端から端まで見渡せる開放的なテラスがあります。
ここから眺める東京駅舎も芸術的で素晴らしい
東京→木更津→上総亀山→木更津 ~久留里線完乗~
東京駅地下の総武線ホームから13時54分発君津行きに乗ります。
JREポイントでグリーン券を購入。
キャンペーンで通常600ポイントのところ、400ポイントでグリーン券をお得に購入できました
(※キャンペーンは2023年12月1日から2024年1月31日まで)
コンビニ「NewDays」で買った酒米ビールで呑み鉄を始めます
これ、新潟県産山田錦を使っているけど、日本酒の味は感じられず、思ったよりもしっかりとしたビールの味がしますね
手前に見えるオブジェは「逆さ狸きぬ太くん」
木更津市には童謡「狸ばやし」で有名なお寺・證誠寺(しょうじょうじ)があります。
さて、本日のメインイベントは、木更津から出る久留里線完乗の旅。
久留里線は木更津から上総亀山までを結ぶ32.2kmの非電化単線の路線。
日中はほとんどの列車が途中の久留里止まりなので、終点の上総亀山行きは本数が少ないのです。
車両は
座席はロングシートで高校生や若者が多く、6割ほど埋まっています。
木更津を出ると右へカーブして内房線から分かれ、市街地を抜けると田園が開けます。
久留里で多くの客が降り、私が乗っている1両目の乗客は5人だけとなりました。
久留里を出てすぐに2つの小さな橋梁を渡ります。
この橋梁は沿線を流れる小櫃(おびつ)川の河道跡にかかり、農地に転用する目的で蛇行している川をショートカットする「川廻し」という上総地方特有の河川工事が施されています。(写真手前が河道跡)
平山を出ると山深くなり、16時59分、
高校生が数名降りて去ってしまうと、夕闇が迫る切妻屋根の駅舎はわびしさがただよいます。
周りには特に目ぼしいものはなく、山間の静かな無人駅。
外は日が暮れかけ、駅舎やホームに明かりがつきます。
記念に乗車駅証明書を発券し、17時15分発久留里行きとなった折り返しの列車に乗って木更津へ向かいます。
今度は3両編成でやはり高校生が多い。
休日倶楽部パスを持っているので、特急の自由席には乗り放題。
特急わかしおは蘇我から京葉線を経由して、定刻の19時42分より2分ぐらい遅れて東京駅に到着。
東京駅の京葉線ホームから山手線ホームまではかなり遠く、10分ぐらいかかりました。
山手線で神田まで行き、地下鉄銀座線に乗り換えてホテルがある田原町で下車。
本日の行程はこれで終了
1日目 おわり
2日目へつづく