クリス先生の最後のクラスは、故人の職業を感じ取るという練習をペアになってしました

 

 

どんな仕事をしていたか?と言うのはもちろん、場所や、職場環境、またどういう気持ちで働いていたか?ということまで感じ取る

 

 

でもその代わり故人が伝えたいメッセージは考えなくていいと

 

 

他のミディアムさんはどうか分からないけど、私はメッセージを感じ取って伝えるプロセスがとても緊張する

 

 

だから職業に絞ったエビデンスをひたすらだす、というお題にワクワクしながら挑んだ

 

 

基本先生はNoを恐れずに感じたことをどんどん攻めていけっていうので、どんどんエビデンスを出していきました

 

 

「男性で、結構若い。30代ぐらいかな?数字がいっぱい見えます。とにかく数字、数字で、頭の中も数字でいっぱいなようです。証券取引の場面が見えてきました。ものすごい喧噪で、ワーワー言いながら取引が行われているみたい。グラフとかも見えてきましたよ。

 

とにかく数字が命みたいな職業で、この方はとてもやりがい感じていらっしゃったみたいですが、同時にものすごいプレッシャーだったようです。胃が痛いというか、心臓が痛いというか・・・。」

 

 

正直に言うと、実際は何も見えていないんです、、、

 

 

ぜーんぶ口から勝手に出てくる

 

 

だから何も言わずに聞いているペアの相手を見て、もしかしたら全然関係ない人と繋がっているのか?とか、妄想?と思ったりもしたけど、どんどんエビデンスを出していった

 

 

一通りエビデンスを出すとペアの相手が「年齢だけはちょっと違っていたけど、昔働いていた証券会社の先輩で間違いないです。株の流れを予測するのが彼の仕事だったので、とにかく毎日ひたすら数字と睨めっこしていました」と言った

 

 

このクラスはProgressive Mediumship(進歩するミディアムシップ)という名前だったのですが、自分でもこんなに進歩するとはと感心した(いや、先生のおかげですニコニコ

 

 

でも一つだけ伝えていないことがあったのです

 

 

この故人は日本人ですが、一緒に働いている同僚が白人だったんです(これは見えた)

 

 

白人の中で働いていた自分をとても誇りに思っていたようですが、それがとてもストレスでプレッシャーだったと感じ取っていたけど、ペアの相手には言わなかった

 

 

私も本土に住んでいた時は白人の中で働いていたから良くわかる

 

 

白人の何倍も努力しないと認められない

 

 

それにこの方は証券会社だったから、アジア人として白人の中で働くのはかなりのストレスだったんだろうな

 

 

これがこの方が一番言いたかったことだったと分かっていたのに、ペアの相手には言えなかった、、、

 

 

「この方は心臓の病気で亡くなったのですか?」と聞くと、単身赴任先の外国で心臓発作で亡くなったとの返事だったので、「過労死ですか、、、」と呟くと、ペアの相手は何言ってるんだ?と言う顔をして、

 

 

「かなり太っていたし、不摂生な生活をしていたからだと思いますよ」と言った

 

 

そっか、一緒に働いていた人たちは優秀な故人がバリバリと働く姿しか見ておらず、この方が一人でストレスを抱え込んでいたとは思ってもみなかったんだろう

 

 

きっと私はこの方の本当の気持ちを教えてもらったんだと思います

 

 

私が知りたかったことだから、同僚であったペアの相手には言わなくて良いって事だったんでしょうね