タイでは、ジャガイモは不法栽培されるケシに代わる作物として政府が強く勧めるものとなっている。

タイ政府はジャガイモで麻薬問題を解決しようとしているのである。

今後はまた、二つの細胞の原形質を融合させることによる無性交雑も可能になる。

ペクトセルロースの細胞壁を酵素で消し、原形質膜だけにかこまれた状態にして、細胞を融合させるのである。

この方法で、たとえば、南米のジャガイモの野生種がもつ利用価値のある遺伝子を、ジャガイモの栽培種に組みこむことができる。

花粉を生体外で培養することによって、染色体を半数の状態にたもち、いわゆる半数体の植物さえつくることができる。

生物学はまさに限界をいくつか越えて、文字どおり前代未聞のまったく新しい領域を開拓したのである。