・・・・レポート続編・・・・
私たちは、日常の中でも
さまざまな経験を積み重ねて生きていますが、
すべての経験には
【コンテンツ】と【プロセス】という2つの側面があります。
【コンテンツ】は、
さまざまな経験の中で起きた 具体的な「内容」のこと。
そして、
それらコンテンツが交わされている
水面下で動いているものが【プロセス】で、
出来事を体験しているときの『背後』にある
《感情の動き》だったり、
言葉にしてしまうと とたんに『リアリティ』が失われてしまうほど
微細で、流動的で、さまざまなエネルギーが混ざっていたりする
《感覚的なもの》がプロセスです。
ウルフキャンプの中では、この
【プロセス】の動きを とてもとても大切に扱います。
なぜならば、
この【プロセス】の動きを ていねいに意識したときにはじめて訪れる
『よりリアルなもの』への『気づき』
を拾い上げずに
「いつもの思考」「いつもの反応」「いつもの判断」「いつものやり方」で
状況を「切り抜け」たり「処理し」たりする中では
【境界線(=エッジ)】を超えて
「より本質的な自分」に出会うチャンスは訪れないからです。
人は、エッジ(=壁や崖っぷち)の周辺に差しかかると、
怖さや不安を感じるので
その「恐れ」を現実化させないために、
傷つかずにすむために、、
孤独にならずにすむために、、、
新しい自分にチャレンジするよりも、今まで慣れ親しんできた
『安全なやり方への信念(=ビリーフ)』にとどまりたくなります。
そうして、
《過去の経験に基づいた自分の在り方》を変えることなく
「どうせ自分はこうだし・・」と 罪悪感を再現したり、
「どうせ現実はこうなんだから・・・」と
自分が信じている世界を 正当化したり、合理化してゆくことで
新しい可能性に出会うチャンスを 回避してしまうのです。
・・・・・・
では、この【プロセス】の動きを 細やかにとらえてゆくには
《特別な技術》が 必要なのでしょうか???
私たちが わずか1泊2日の中で体験した
数々の『エッジ越え』の体験は・・
さまざまなアクティビティを通して
私たちの内側で 思いがけず立ちのぼってきた
「まだ言葉にもならないけれど、
でも 確かにここにある感覚」や、
「理屈では説明がつかないのだけど
ただ そうでしかない感覚」に じっくりと耳を傾け、
課題の理解や、
問いへの答えを、
思考だけで処理してしまうことを急がず、
そこにある <リアルな感覚>を
ていねいにひろいあげることを 折々に繰り返すことによって
たくさんの気づきと、
小さくても 新しいアクションが
幾重にも重なって生まれたのでした。
参加者ひとりひとりの中に進行した
変化と成長のプロセスに立ち会って確信したのは、
「エッジを超えてゆくための《技術》といえるものがあるとしたら、
Be with(今ここにある感覚と、ともに居続けること)に尽きるのだ」
という
シンプルで奥深い気づきでした。
・・・・・・・・・・・
今回のレポートは、松木さんによる
《ビリーフというエッジを越えるヒントのお話》を音声でお届けしています。
http://www.radioterakoya.com/2017/06/19/visionq_wolfcamp2017/
人がエッジを超える時というのは
《意識の次元》が変わる時である と言われます。
これを《超空間》と呼ぶそうです。
みんなの意識はいつも 過去に戻り、未来に飛び、、、
過去・未来・過去・未来・・・と、
過去の記憶&未来への不安 にとらわれた状態で『思考』を繰り返していますが
過去と未来は本来、 幻でしかありません。
本当にリアルなものは
今、ここにしかないのです。
では、
どうすれば次元を超えられるのか。
それは、
今、ここにある感覚にとどまること。
《超空間の入り口》は、
「いま、ここにある感覚」にとどまった
「思考」にとらわれない【変性意識状態】の中にあるのだと。
変性意識状態になった時の 時間の流れのことを
ネイティブアメリカンの方々は
【ドリームタイム】と呼びます。
エネルギーが変化し、実際の行動が変わっていくきっかけは、
このドリームタイムからはじまるのです。
「ただそうでしかない感覚」と
どれだけ一緒に居続けられるか。
そこが、変化できるかどうかの鍵になるようです。
《ビリーフというエッジを越えるヒントのお話》の音声配信はこちらから
http://www.radioterakoya.com/2017/06/19/visionq_wolfcamp2017/
・・・・レポート③へ続く❤️・・・・
http://ameblo.jp/lilianoano/entry-12284329254.html
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