京都 続き ☆

妙心寺退蔵院 へ ⛩

副住職さんより、美しいお庭やお宝をご案内して頂きました。

陰と陽を表現しています。 こちらは陽。

こちらが陰 。

人には皆、良い所も悪い所もそれぞれありますよね、それを陰と陽で表現しているそうです。

お庭もそれぞれ、意味があるみたいです。

副住職さんのお話しがとても興味深く、楽しく聞かせて頂きました。

左に見える枝は枝垂れ桜🌸 

あと1週間で咲く予定だそうです。 

 あ〜今回の旅でもしかしたら見られるかもと期待していたので残念。  少し早かったですね！

ここの枝垂れ桜は   そうだ京都へ行こう の広告にも使われたくらい美しく有名みたいです。

見たかったなぁ〜。

美しいお庭を眺めながら、横一列に並んで精進料理を頂きました。

写真だと伝わりにくいですが、目の前のお庭とこの精進料理に、体の中からクリーニングされてるような気分

これが本当に美味しくて感激でした。

 お野菜しかなく、味付けは濃くないけど、淡い味がしっかりしみていて、お野菜の味が生かされていて、これなら毎日食べたいと思いました

お腹も満たされたところで、この後初めての座禅体験。

座禅は姿勢をしっかり保ったまま、頭の中を空っぽにします。 目を閉じてはいけません。

と聞くと、何も考えないが一番難しい  ですよね。

なので、慣れるまでは、深く深呼吸をしながら数を数えて下さい。

それ以外は何も考えないように。  

と副住職さんがアドバイスしてくれました。

本来は、一回の座禅では５０分程行うそうですが、初めてなので、今日は１５分にしましょうとの事でしたが、

 私は、

え？いきなり１５分も？？

何も考えずに？？ 

長いよー💦💦   と思いました。

だって、普段の生活の中で寝ている時以外、１５分も無になる事なんてありえないですよね？（笑）

と思いながら、始まった座禅。

終わってビックリ。  

私の中では、たった５分に感じた15分。

無理だと思ったけど、アドバイス通り数を数える以外は何も考えませんでした。

何というか、部屋と自分が一体化していたような不思議な感覚。

みんなは、色々考えそうになって難しかったと言っていましたが

住職さん達は、3年間の修行の中で何度もこれを行うそうです。

その中でも特に厳しいのは、一度だけ 1週間寝ずに、ひたすら座禅を行うそうです。

テレビも携帯も全て禁止、勿論お話しも禁止、食事は座禅をしながら、

という副住職さんの体験談は想像以上に厳しいものでした。

そんな経験を経た副住職さんのお話しは、どれも大変興味深く、色々な言葉が私の中にすーっと入っていく感じがしました。

この木の板は、姿勢が崩れてきたり、寝そうになっている時に気合いを入れる為だそうです。

私は手加減してもらったのですが、

本当はかなり痛いそうです。

しかし、1週間も寝ずに座禅をしている極限状態の時は、フルの力でやらないと効き目がないそうです

想像を絶する修行ですよね

素晴らしい体験ができたね とみんな本当に大満足でした

久しぶりの金閣寺

美しい

あまり時間がなくて、少ししか観光できなかったけど、大好きな親友にも久しぶりに会えて、美しい伝統の街と、京料理に満たされました

   🌸 Lilia 🌸