父と兄達のお母様は、大学在学中に知り合いました。
父が卒業して資格を取得し此方での生活の目処がたったら、
結婚をしようと誓い合っていたそうです。
ただ、ご実家の反対もありなかなかお話が進まなかった。
その間に、
わたしの母は妹二人と三人掛かりで父を籠絡したのでした。
10代だった下の妹は中絶を繰り返し、
中の妹は秘書という名の某大手企業社長の愛人でした。
そうまでしてやっと授かったこどもは、おんなの子。
母の落胆と怒りは、大きく。
その矛先は祖母とわたし・兄達のお母様に向けられることになったのでした。
やがて。
漸く生まれた弟に母は歓喜(狂喜?)しました。
さあ、復讐の始まりです。
先ず。
兄達を、母親から取り上げました。
父親のない子にしたくない、という名目をもって。
兄達はわたしの父母と弟と暮らすことになり、
娘のわたしだけが曾祖父母の海の家に残されたのでした。
曾祖父母が信州に戻る際にわたしの世話をして呉れたのは、
兄達のお母様です。