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こんにちは！
東京都大田区池上にある
★☆ Liliスペイン語サロンです ☆★
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今回の連休は
東京地方はお天気に恵まれました
いわゆるおでかけ日和でしたね。
前回アップした「和食」展に続き
たまたま以前チケットを購入しておいた歌舞伎が
この連休にあって観にいきました
地下鉄の東銀座駅を降りてすぐにあります。
もうあたりは人がいっぱいで
お着物姿の観客の方々もかなりいらして
さすが歌舞伎だなぁと。
今回のようにしっかり歌舞伎を観に行ったのは初めてです。
その前には、はるか昔の女子高生時代に
学校の校外学習か何かの一貫で
上の階の座席から小さく遠く眺めていたのが唯一
今回は1階席で前から6列目という
役者の皆さんのお顔の表情も良く見える場所でした。
今回観たのはこちらのお昼の部。
それぞれにTVなどで知っている役者さんが
何人か出演していることもあり、
歌舞伎の演じ方も含めて興味津々で
そもそも歌舞伎を観ようと思ったのは
今まで日本人の割にそれほど日本の伝統芸能や文化とは
あまり親しむ機会がなかったのではと考えたから。
この機会に一度しっかり観ておきたいと
3つの演目のうち、一つ目は「世話物」というジャンルの名作だそうで
百姓の娘とそこに養子に入った若者の婚礼予定の中、
彼が奉公へ行っていた先の娘と恋仲になってしまい
結果的に百姓の娘が出家することで身を引くという・・・。
情感たっぷりに演じられますが、
そもそもなぜ身を引くの
と思わず
二つ目はあの中村獅童さんが
芸達者に演じるユーモア溢れる感じの「釣女」。
彼が演じるお供役と彼が仕える大名が
なぜか釣竿でお嫁さんを釣ろうと・・・
大名は見目麗しい女性を釣って嫁に迎えることにし
一方の獅童お供はおかめ娘を釣ってしまって騒動に。
う〜ん、その容姿の悪さがユーモアの要素になるのは分かりますが
今時だとちょっと複雑な気持ち・・・。
もちろん、そういったこと全てが歌舞伎ワールドなので
単純に楽しめばいいのですけどね
役者さんだけでなく三味線や唄の方々は
日々のお稽古をきちんとやっているのでしょう、
とても引き込まれました。
それぞれの幕間には20~35分の休憩があり、
慣れている観客の人たちは
座席に座ったまま軽食や買ってきたお弁当を広げていました。
そんなことが会場で出来るとは
たとえばクラシックコンサートでは考えつかず
そのあたりは全然違うのですね。
私たちはその間お土産屋さんをちらっと見て
その場で焼いている人形焼を買って
ロビーでいただきました。
あんこがまだ暖かくて美味でしたよ
お店にはこんな感じでオリジナルのチョコレートやお菓子が。
良いお土産になりそうですね
最後の演目はメインらしく
1時間以上続きました。
その中で中村勘九郎さんは
たまたま見たおいらんの美しさに心奪われる男を演じます。
はじめは心温かそうな人柄でいるものの
おいらんの身受けも話に出た矢先、
そのおいらんにつれない態度をとられて。
伏線はあるのですが、
当時はその流れが衝撃だったのでしょう。
数ヶ月後、ふたたび吉原に現れた男は
最後の場面であろうことか
おいらんやそのお付きの女性も斬り殺すのです・・・。
勘九郎さんも確かに熱演で引き込まれますが、
それにしてもストーリがえええっ
という要素や背景が大きくて・・・。
この3つ目の演目は実際にあった事件なのだそう。
終わり方が残忍であっ、と思っているうちに幕が閉まり。
カーテンコールもないので
それで終了でした
今回の久しぶりの銀座は
外国の方々で道が溢れていて、
一見景気が戻っているのかと思うほど。
トータル4時間半も歌舞伎鑑賞をしたので、
休憩にお茶でもしようかとこちらに並んで。
それでも25分くらいで済みました
そしてそこから散歩がてらに新橋駅方面に歩いていって
ご飯を食べて。
このお店だからなのか春節だからか
店内にはたくさんの中国人の方々が
ほとんどリトル中国のようでした。
かなり久しぶりの銀座滞在。
とても興味津々の意義深い経験ができました