東京都大田区池上にある
★☆ Liliスペイン語サロンです ☆★
アットホームな空間でスペイン語を学びませんか？
お気軽にお問い合わせくださいね→💚
サロンの詳細やプロフィールはこちらからどうぞ→🧡
今日もジメジメ雨模様でしたね
相変わらず低気圧と戦っている日々ですが
今週はそんなどんより気分を吹き飛ばすような
すごいコンサートへ行きました
このカルテットのメンバーのお一人である小野先生は
私が所属するオケのトレーナーとしても
大変お世話になっていますが、
カルテット演奏活動30周年記念として
”オール・ロックプログラム”を
組んだのです。
以前にも聴きに行きましたが
メンバーそれぞれがご活躍の中で
ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏15曲を
何度も全曲完奏するなど、
意欲的に取り組んでいる方々です。
そんなモルゴーア・クァルテットが
今回はかなり実験的なプログラムでの演奏を
会場の浜離宮朝日ホールには
老若男女たくさんの聴衆が来ていて
始まる前からある意味での熱気が感じられました。
いままでもクラシックとロックを
一つの演奏会に取り混ぜていたことはあっても
ロックだけで構成するコンサートは
今回初めてだったのです。
取り上げているプログレッシブ・ロックとは
ブリティッシュロック系統で
1960年代末から70年代の初めにかけて
ジャンルとして開花したものです。
そんな作品を色々と複雑にアレンジし
弦楽四重奏として生まれ変わらせた作品は
超絶技巧と言うのは簡単だけれど
入り組んだ変調やリズムを
なんの苦悩も感じさせずに
4人の確かな演奏技術で
重厚な作品に仕上げていて
もう圧倒されまくりました
1曲演奏するだけでも非常に大変そうなのに
決して若いとは言えない年齢のメンバーの
なんという気迫と熱意のある演奏だったのでしょう。
そのエネルギーを確かに聴衆も受け取るので
曲ごとの拍手が
ホールを何重にも包むような
地鳴りがするくらいのものでした。
すでに会場に到着したころから
私は相変わらず低気圧でどんより体調だったのですが
もう演奏を聴き出したら
体内が浄化されたかと思うように
シャッキリとした気分になって
それにトークの場面では
1st Vnの荒井氏が心から演奏が好きなんだなぁと
思わせるような
お人柄あふれる楽しいトークで
すっかり和んでしまいました
そんな喝を入れられたかのような
衝撃的な演奏の数々でしたが、
まずはそれをこなせるほどのスタミナを
まずは是非見習いたいと
思ったのでした。
我が家にもあるのですが
ロックのCDもとても聴きごたえがあるので、
ご興味があれば是非聴いてみてくださいね
どんより梅雨空気分に
きっと喝を入れてもらえることでしょう