旅の思い出とは少し違うけれど、

 

3年間大学院に通った場所ですラブラブ

 

 

マドリード 中心地から西側に位置する大学都市の中に

 

いくつもの学部の建物が点在します。

 

 

実は一番最近にこの大学を訪れたのは、

 

スペインでロックダウンが始まる前に

 

全学校に休校命令が出た翌日だったのです・・・。

 

そしてロックダウン前日に帰国しました。

 

偶然とは言えなんというタイミング飛行機

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ciudad Universitariaという名前の地下鉄駅から出ると

 

目の前に通りが広がります。

 

本来であれば多くの学生たちが行き来しているのに、

 

こんなゴーストタウンのような光景はもちろん初めて。

 

 

たまたまこの日にお世話になっていた先生との待ち合わせでした。

 

 

このメインストリートを北へ10分程歩いて行くと、

 

当時通っていた学部の敷地があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この重そうな石の看板も

 

なんだかスペインらしく感じます照れ

 

 

近くにはホセ・オルテガ・イ・ガセットの銅像も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの大学は15世紀に始まる長い歴史を持っていて、

 

サラマンカ大学に次いで古いそう。

 

たまたま先生との待ち合わせがこの日だったとはいえ、

 

先生の数も学生数も大規模な大学で

 

こんなに人っ子ひとりいない風景は

 

あまりにも不思議な感覚でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらが昔通っていた校舎の入り口。

 

当時はあまり考えなかったけれど、

 

時を経て一層古さを感じるように・・・。

 

そして建物自体がなんだか大雑把ですねあせる

 

しつこいけれど、本来ならこのあたりにも

 

沢山学生たちがうろうろしているのに。

 

 

 

久しぶりの再会は

 

今までであればハグやほっぺにベソだけれど、

 

新しい様式で肘同士をくっつけての挨拶。

 

なんとなくぎこちない気分でした。

 

 

先生は休校命令が出てすぐに

 

遠隔授業に切り替えたそう。

 

話を聞く限り、

 

日本での大学の遠隔授業の導入よりも

 

なぜか混乱などが少なかったようで。

 

既に部分的にでも取り入れているのが

 

普通だったのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見たこともない

 

がらんどうな状態の校舎内・・・。

 

 

でもまだこの時は先生を相手に

 

地下のカフェテリアが開いていたので、

 

そちらへ移動して暫しお話できました。

 

 

その際私も今年度は日本でも遠隔授業になったらどうしようなんて

 

お話していたのに、

 

それが結果的に帰国後に決定したお達しで

 

今年度はずっと遠隔授業になってしまって。

 

まだこの時点では正直、人ごとのように感じていたのです。

 

 

 

先生は最近書かれた辞書をプレゼントしてくださいましたプレゼント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は目の具合が悪い中で書かれた

 

渾身の著書です。

 

それまでもメールで体調を伺ってましたが、

 

これからもお体を大切に

 

元気でいていただきたいです。

 

 

 

お茶した後に

 

だ〜れもいない校内をちょっと一緒に散歩しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に広々していて

 

逆にレゴで作ったかのように見えてきますひらめき電球

 

こちらの方に降りて行くと

 

右手に新しい建物が。

 

留学当時はなかったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多目的用に建てられたそう。

 

学生の数が多いのも増築した理由の一つだそうです。

 

この大学には沢山留学生もいますが、

 

今頃どうしているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中もまだ新しくて

 

古い校舎とは全然違いますねキラキラ

 

 

世界中でコロナを気にせずに

 

過ごせる日がいつ来るのでしょうか。

 

 

この誰もいない大学風景を見て

 

早い収束を願わずにはいられません。