シャンソン歌手の石井好子さんが亡くなった。享年87歳。

石井さんは現在の私の素地を作った謂わば「心の師」。


私はシャンソン好き……ではなく、料理と食べることが大好き。


暮らしの手帖という雑誌がありまして、母が独身時代からずっと購読しておりました。

幼い私の愛読書は、母の暮らしの手帖と父の月刊現代でした。

今考えると、丁寧な暮らし と政治経済に興味があるという、くそ生意気な小学生ですねwwwwwwww


暮らしの手帖の連載の中でも、私が大好きだったのが石井さんのエッセイでした。


お米のサラダ、コッコ・オ・ヴァン。写真などは載っていません。
田舎の小学生は、石井さんのテンポよい文章だけで、たべたことのない料理に想像を逞しくしていました。


ひと手間をかけた(簡単なものもあるけど)食の豊かさは、心の豊かさに通じるのだと感じました。

食は生に直結するもの。その食を楽しむことは、生を楽しむことに近いんじゃないかと。

誌面を通して石井さんに薫陶を受けた私。今で言う「食育」をしてもらったのかな。

石井さんのエッセイにしょっちゅうイベット・ジロー(シャンソン歌手)とのやりとりが出てきてた。

「サラダはよく混ぜてね。混ぜれば混ぜるほど美味しくなるのよ」みたいな。

それで私はイベット・ジローはオネエ言葉を使うオカマさんだと思っていたのでした。

しばらくはイベットが名字でジローが名前って思ってたwwwwwwww
しかも、坂上二郎みたいな人だと勝手に想像wwwwwwww

そんな小学生も、お料理だけは大好きな主婦になりました。石井さんのおかげです。

石井好子さんのご冥福をお祈りいたします。