雲と風と 永井路子 | お茶の時間

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先日父ヒロシと行った「空海展」で、ちょっと興味がわいて、今度は最澄についての本ということで探して読みました。

永井路子さんは昭和の頃よくテレビに出ていた方です。

うーん。読むのに苦労しました。私には難しすぎました。

「一方聴いて沙汰するな」的には両面からの本を読んで良かったです。

最澄と空海という二人の天才が平城京からの遷都、桓武天皇と藤原一族、怨霊と天変地異への天皇の悩みに影響されながら、利用されたりしたりしながら生きた時代だったということはなんとなくわかってきました。

昔は医学も科学もないから、とにかく全部怨霊。

今の大河はこの時代より少し後だけど、天皇家はずっとつながっているし、怨霊と天変地異を恐れる気持ちも続いている。実に面白い(ガリレオ風)。