男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 第17作昭和51年7月 | お茶の時間

お茶の時間

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マドンナ 太地喜和子

ゲスト 宇野重吉 岡田嘉子 

ロケ地 龍野


太地喜和子がキレイ!キップのいい芸者さん。カッコいい!ノリがいい!元気!

そして宇野重吉さんが上手いから、始め、汚ないかっこで出てくるんだけど、匂いまで伝わってきそうだった。

そして、ソ連まで恋人と逃げて向こうで捕まったという岡田嘉子という女優さんも出てきます。聞いたことはあったけど、この人だったのかあ。たった二場面だけの登場で、セリフは岡田嘉子さんの実人生にもリンクするように作られたんだろうけど、すごくいいです。最後の宇野重吉との別れのシーンなんて、背伸びして車が見えなくなるまで見送るとこ、それだけで気持ちが観る人に伝わる演技だった。


寅さんシリーズランキングで上位の作品だそうですが、そうやろなー。

寅さんシリーズってあとからどんな話だったか覚えられないんだけど、この話はきっとずっと覚えてる。

最後の見事な伏線回収もだけど、それまでにも見所たくさん。私もこの作品は大好き。