映画「閉鎖病棟」【精神障害者の独り言】

昨日、旦那様と一緒に「閉鎖病棟」観に行ってきました(^O^)


感想…

やっぱり精神疾患を持ってる人は怖い😱

と一般の人が観たら勘違いされるかも…

と精神障害を持つ私からしたら俳優陣たちの演技が凄い!!ラブ

ただ、オーバー差も感じる


統合失調症、双極性障害、PTSD、知的障害からの精神疾患などなど様々な精神疾患の患者様の表情や仕草などで分かるのは、いろいろな精神疾患を持つ方と接してきたからだと思う


一般の人が観たら鍵を持ち歩き入室時に鍵を開けたり閉めたりする看護師たちの姿は異様に映るものなんだね

仕事でも患者としてでもその経験のある私はあまりにも普通の動作であまり気にはしていなかったが…笑

普通の病院では見かけない看護師の姿


そして映画の中で一般の人はこう思っているんだ…と改めて思った

「おかしい人」「迷惑」

「頭が変な人」「普通では無い人」

「通常の生活が不可能」などなど…

悲しかった…あせるあせるあせる

そう思われて仕方ない行動だけど、理解されないのは悲しかった


閉鎖病棟で守られなければ生きていけない精神疾患を持つ人が沢山いる世の中

そんな現実…

それでも楽しい事を見いだし生きていかなければならない現実


病院内での規則正しい生活

看護師さんたちの奮闘にも頭が下がります

ただ、精神病棟あるある看護師

どっちが精神疾患を持つのか分からないような見た目…

ある意味感化されてしまうようですよ

精神病棟の看護師さんも…

思わずそこは笑ってしまった爆笑爆笑爆笑


双極性障害の怖さも映画の中で表現されてましたグッド!

鬱よりも躁の時が怖い現実

あの場面でそれを理解できる人は双極性障害を理解できてる方だけでは無いでしょうか…グッド!


あとは理性の無い人間模様にも情けなく感じましたね…

まるで動物…

弱いものに平気で牙をむく…

でも、けして少なくない現実

一般の世の中にもいますよね

痴漢する人、未成年者だと分かっててお金を出して未成年者を買う人

一線を超えてしまう人

なにより、相手の事を考えないで自分の本能で行動する輩…

「いじめ」「浮気」など

本人にしたら「いじめ」「浮気」と思ってない当事者😤

相手をどれだけ傷つているのか全くきずけない当事者の行動は人として人として最低な人!イラッ

本能、人としての理性を忘れてる人


映画ではショッキングな映像としてありましたが…

どれだけその行為が人を傷つけるのか…

どれだけ心の傷として残るのか…

当事者にはすぐ忘れてしまう出来事でも、された側は永遠に残る悲しい思い出なんだって事を教えてくれてますね


閉鎖病棟という映画は「人としてどう生きるか…」を描いてる難しい映画だと思います

観た方の考え方はその人によって違う

ただ、一般の人よりちょっと心が敏感だった私にとってこの映画は深すぎた…


ラストの数十分の場面で精神疾患を持つ方へのメッセージもまた素晴らしかった

あの場面で何を捉えるのか…

多分、一般の方と精神疾患を持つ方とでは捉え方違うと思うけど


一番最後の秀丸(鶴瓶さん)の行動の意味

病原の仕方にめちゃくちゃ感動した私でしたアップアップアップ


綾野剛さんの幻聴をもつ精神疾患…

発作が起きた時の姿を観て病名がわかる人は素晴らしい👏

ただ、幻聴の声は聞いた事のある人には「あれ?」って思うかもしれないけど…笑

そこは映画なのでリアルとはかけ離れてましたが…笑笑


観にこられていた方は多分

関係者…

当事者だったり、その家族、そして病院関係者…

多分、精神科医もいた…

姿を見ればその方がどんな人なのかたいてい理解出来ちゃう私ももまた精神疾患の特徴、感受性が高すぎちゃう所です


興味がある方は是非、映画館のイベント日などで鑑賞代が安い日など利用して、観に行ってください

1900円を払ってまでの価値があるのは関係者の方だけだと思うので…笑