彩り香のおけいこ12では
日本の伝統模様・柄を扱います。
今、流行の「鬼滅の刃」の余波で
主人公、炭治郎の着ている
緑と黒のチェック模様に注目が集まりました。
コチラは、古くは「石畳(いしだたみ)」と呼ばれた模様で
平安時代以降は「霰(あられ)」とも呼ばれました。
それが、江戸時代になって
「市松模様(いちまつもよう)」
と呼ばれるようになったのは
当時、大流行していた歌舞伎の影響です。
歌舞伎の人気役者、佐野川市松が
舞台衣装として着用したこの柄が
江戸っ子に、大いにウケたわけです。
現在の「鬼滅の刃」人気を見ていると
ここから先は「炭治郎模様」なんて
呼ばれるようになるかもしれませんね?
そんな江戸時代に流行した柄・模様のことを学んだ後、
ワークでは、好きな柄を選んで香袋を作っていただきます。
12月のお香のワークは、「文香(ふみこう)」をつくります。
◆文香とは◆
お手紙や金封などに入れて使う
ちいさなお香です。
受け取る方を思い浮かべながら
ほんのわずかの香りを添える心づかい・・・。
大人の女性の演出に役立ちそうです。
12月のおけいこは、あと2回。
25日と28日。いずれも13:00からです。