「女性って どうしてあんなにピンクが好きなんですか?」
と、先日お会いした20代後半の男性から聞かれました。
「何か、あったんですか?」
と、思わず聞き返す私・・・・。
なんでも付き合い始めた彼女、 イジョーなくらいピンクが好きなのだそうです。
かばん・靴・小物類・・・・何でもピンクに揃えて
「かわいいでしょ?! ね? かわいいでしょ!!」
と言ってくるのが、最初はホントに可愛いと思っていたのだけれど、最近ちょっと疲れてきた。
最近は自分にもピンクを強要しようとするので
「なぜ そこまでピンクにこだわるのか?」
が気になってきた との事でした。
「あなたにとって男性のピンクってどんなイメージですか?」
と伺うと
「イヤー オトコはダメでしょ! あれは女性の色だから。」
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ピンクと一言でいっても いろんなピンクがあります。
だけど やっぱり男性も女性も そのやさしさ 華やかさから「女性の色」といったイメージが定着しているかもしれません。 特に日本では・・・・・。
では 「女性の代表色」といった位置づけで見て行ってみると
彼女が「かわいいでしょ! ね? かわいいでしょ!!」
と言っているのは 自分の中の女性らしさをアピールして認めてもらいたいことの現れということになりますね。
彼がピンクに対して難色を示すのは、自分にはそんな女性らしさは必要ないと感じている、あるいは自分の中の女性性を否定しているのかもしれません。
こんな風に感じるのは、男性ばかりではありません。
ピンクはキライ、と思っている女性も同じ気持ちがあるのかもしれません。
ピンクには「無条件の愛」といったテーマがあります。
見返りを求めない愛です。
まるで母親が生まれたての赤ちゃんを慈しむように、相手の喜びそうな事を言ってあげたりやってあげたり、それこそ見返りを求めずに愛を与え続けるのがピンクの人です。
彼女の場合、付き合い始めたことで今度は自分にもそれを求めるようになったのかもしれませんね。無条件の愛から条件付きの愛へ・・・・。
さらに、もっと上乗せして「愛を与えたい」という気持ちがお節介となり、彼にピンクを強要することになっていったように思います。
色は自分の気持ちと向き合うこと、そして相手の気持ちを思いやることができるツールになります。
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色を通して いろんな角度から 「目には見えない気持ち」というものを見てみましょう。
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色彩心理カウンセラー
藤田たかえ でした