先日 佐藤初女さんと田口ランディーさんのトークイベントに参加してきました。


佐藤初女さんのことを ご存知の方も多いかもしれません。


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1995年に放映された龍村仁監督によるガイアシンフォニーに出演されたことで 全国的にお名前が知られるようになったそうです。

・・・・・・・そうです、というのは 恥ずかしながら私は存じ上げていなかったからです。


知ることができたきっかけについては  別の機会に譲るとして 今回 どうしてもナマの初女さんにお会いしたい という強い思いにかられて イベント会場の伊豆まで出かけていきました。


初女さんは ランディーさんが水を向けても ベラベラと喋るようなことはなさいません。

常に聴く姿勢でその場に身を置いておられます。


だけど 時間が経つにつれ その波動が伝わるのです。

そこにおられるだけで 会場が大きな愛に包まれるのです。



そして 数少ない初女さんの言葉のなかで もっとも強く何度も口になさるのは

「行動すること」


・・・・・思いは口にするのではなく 行動で表わすものです・・・・・・


92歳の初女さんの 芯の部分にある志(こころざし)に触れた思いがしました。


人生の目的は 人それぞれです。


けれど 生まれてきた意味を考える時 自分の人生に価値を生むことは等しく与えられた使命なのだと思います。


彼女は 思いは行動にして初めて人生の価値を生むのだと信じておられるのかもしれないな と思いました。


52歳で夫を亡くされ 80を過ぎて一人息子に先立たれてもなお 「友のために自分の命を捨てる。これ以上大きな愛はない。」という聖句を胸に 日々行動されている初女さん・・・・・。


その大きさに 大いに心が揺さぶられて帰途に着いたのでした。



会場でいただいた入場チケットの裏には お二人の言葉が添えてありました。



目立つことをして  名声をおこすのではなく  真実に生きることが  神様が望まれた奉仕です。

最も尊いことは  自分のかけがえのない  大切なものを  差し出すことです。 


-佐藤初女


人生は  食べたものと  ことばと  出会った人で  つくられていますね。


-田口ランディー



ステキな会を主催してくださった方々に 感謝します。




人生修行中の 藤田たかえでした