東日本大震災から1年の今日は
我が家の娘婿の 3回忌でもありました。
ご住職が 朝早くから 暖房を入れておいてくださった本堂は
思いのほか あたたかく ほっとする空間になっていました。
お経をあげていただいた後の 法話のはじまりは
やはり 東日本大震災で亡くなられた方々 被害にあわれた方々のこと。
そして お話は「四苦八苦」という仏教における苦しみの分類のことへ。
人間の根本的な苦しみ 生・老・病・死に加え
・愛するものと別離する苦しみ-----愛別離苦
・怨み憎む者に会う苦しみ-------怨憎会苦
・求めるものが得られない苦しみ --求不得苦
・5つのものに執着する苦しみ----五陰盛苦
>>5つとは 色・受・想・行・識(身体・感覚・概念・心で決めたこと・記憶)
(ウィキペディアより)
これらを加えて 八苦とする中の 今日は特に 愛別離苦について・・・・・。
愛する者との別離は 身を引き裂かれるがごとく つらく苦しい。
この苦しみ つらさを 受け入れ立ち向かうのに
必要なのは 時間 だと・・・・・。
まだまだ必要な この時間というものだけど
皆に平等に与えられたものを どう使っていくかは その人次第。
今の自分にできることを
前を向いて本気で取り組むこと
改めて その大切さが身に染みました。
ふじたでした