やっぱり言語より算数に興味があるらしい息子君。
ホームワーク(自宅学習ドリル)をするにも、お仕事を選ぶにも算数がまず先。
今回は「数字と玉」という奇数と偶数の概念をつかむお仕事。
作るにもやるにもとてもシンプルで簡単。
Number Cards and Counters, Odd and Even numbersなどと呼ばれる。
まず、数字が書いてあるカード(本来は型ぬき数字)を1-10まで並べる。
その下に、対応する数の赤い玉を順に置いていく。
置き方がポイント。
縦2列に並べるのだが、奇数の数の余った一つを一番下の2つの間(真ん中)に位置する場所に置く。2列のどちらかに寄せないということ。
息子がやっている写真だと、いまいちはっきりしませんが・・・玉も途中で足りなくなりビーズを使っているので見にくい。すんません。
本当は、同じ形サイズの玉が55個要ります。
全部置いたら、その2列の間に指を通して、「通る」「通らない」というのをひとつひとつ確認していく。
当然、偶数は指が通る。
奇数は最後の一つにぶつかるので指が通らない、ということになる。
「とおる、とおらない、とおる、とおらない・・・」とやっていくと、奇数と偶数が交互にやってくるということがわかる。
ここで「奇数、偶数」という言葉は特に教えなくていいようですが、余力があれば教えても良いと思う。三段階レッスンができる。
数には「通る数、通らない数の2種類ある」という感覚がつかめればいいのかなと思う。
英語のサイトを見るとちょっと違って、、、
偶数「パートナーがいる」「ペアになる友達がいる」、奇数「・・・がいない」という教え方が多いようです。おもしろいね。どっちがわかりやすいのかな。
その後ワークシートで、発展。
これは、最近幼稚園でやってきたもの。
赤い玉のシールを貼っていくんですね。ちゃんと「通らない」がわかるように、真ん中に線が引いてある。なるほどー
確か、年中の時に行った子どもの家夏期教室でも同じようなワークシートを持って帰ってきたなあ。本人も良く覚えている。
家でもちょっと作ってみたのですが。
ここでは、「きすう、ぐうすう」というのも、書かせてみました。
わかっているかな。
even, odd numberという英語もさりげに入れてみたが、おもいきりスルーされた
赤い玉だとオーソドックスだけど、普通のおはじきでもできます
絨毯の色が濃くて見にくいのだけど、、、同じような配置で「通る、通らない」になってます。
そのほか、算数棒のお仕事も時々。
自己訂正ができているかな。
算数棒ははじっこにくる「1」が赤なので、左端の色は全部赤でそろっていなければいけませんが・・・あれ、なんかちがうねー。
これも1とは反対側(棒の右端)の色で、奇数と偶数がわかるね。赤は奇数、青は偶数。
これは試作したミニチュア版算数棒。「やりにくいんじゃない?」と思ったが、小さくてかわいいねってことでやってみたかったらしい。
対応する数字と算数棒をマッチング。
赤と青の交互に塗るのが面倒で、色鉛筆を2本、左右に一度に持って塗ろうとしている。横着ものめー
あと、おはじきと卵の空ケースを使って、対応する数のおはじきを入れていくとか。
自分で好きなように遊び感覚でやってる。
ぜひ楽しく数のセンスを磨いてほしいものだわ。
おはじきは、足し算引き算をやるにも、とっても便利だね。
まだまだいろんな使い方ができそう!
算数じゃなくて感覚だけど、、、色別におはじきをソーティングさせてみました。
実物を触って体感するのが一番だね
参考サイト
InfoMontessori-Cards and Counters (英語)
Montessori Album-Cards and Counters (英語)
Montessori Counting Methods-Odd and Even numbers(英語、動画)
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