錘形棒(すいけいぼう)@おうちでモンテDIY | ゆる~りMalaysia風★マルチリンガルっ子の育ち方【乳幼児編】

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多言語社会で生まれ育つと、ホントにいろんな言語ができるようになるの?

元backpacker&語学教師、現在専業ママが観察する日マ・ハーフの息子の成長記録。クアラルンプールの育児・教育事情。モンテッソーリを中心にした幼児教育。



算数教具の一つ。

またまた、買わなくても「そのへんにある物で」簡単にモンテッソーリを取り入れられるうれしい教具です。正統派や先生には怒られるかしら~。



↑ホンモノ。(画像はモンテネさんからお借りしました)




先日、ローカル幼稚園内にあったモンテ教具の中でPutihが「あ、これ知ってる。(自分が行ってる)ようちえんにもあるよー」と言ったものの一つ。

ちゃんと知ってはいるのね・・・でもやったことあるのか?といえば、、、ノーコメント・・・でした。

本物は素材と言い大きさと言い、そのシンプルな美しさにうっとりします。





とりあえず家でもどきを作りましたっ (というか材料買っただけ)


いやいや~、本物を見て触ってしまうと自分の錘形棒がとてもみすぼらしいのがわかるなぁ。



カーペットの色により見にくいですが。



木の棒(錘形棒/つむぎ棒)45本は、Lolly sticksというアイスキャンディー用の棒。アートクラフトにも使う。

20㎝の長さ、50本パックで11RM。
(→→→他の材料はリサイクル品。ということは、この教具の製作費300円

私は棒を画材屋さんで買ったけど、紀伊国屋書店の文房具売り場でも買ったことがあるし、きっとケーキ作り材料の売り場にもあるかも。

後で思ったのは、割り箸の箸袋無しのガサッと50本くらい入っているパックでも、ローカル割り箸(角がなく細め)のパックでも良かったなと。先が尖っているのだとちょっと危ないかな。

同じ色や柄のシンプルな鉛筆(削ってないの)でも、45本あれば良いですね。


でも、このLolly sticks結構気に入った
太さも長さも持ち心地がちょうどよいかも。平たいからあまり良くないかなと思ったけど、、まあまあ。

棒を数字の量だけ手で持ちながら、量を体感するのが目的です。


木の箱はお菓子の箱で仕切りがあるのがあればベストだったけど、ちょうどいいのがなかったので、キュウリの下についているプラスチック皿を10枚捨てないでとっといた。


あとは、数字カード(0~9)輪ゴム8本
以上。





棒を数えて、輪ゴムでまとめて、順に箱に入れていくだけ。



意外に難しかったのが、輪ゴムのかけ方。
すごく指先の運動にいいなと発見。


力の入れ加減と、どの角度で持ってバラバラの棒たちをまとめるか、、苦戦してました。


だんだんコツをつかみながら





そんなこんなで数えるのを忘れたり、もういちど確認して数えたり、だんだん棒が増えていくので手に持つ量も増えて実感もあり。


ちょっと前まで2,3度誘って拒否られてましたが、ゴムを巻くことをやって見せたら急に興味がわいたのか、「やる、やるーー」と飛びついてきた。ゴムを巻きたかっただけ?
何に興味を持つか予測不可能ですな



これも数字と量の認識、一致。そしてゼロ(れい)の概念。
そしてゼロの箱も必ず。そこには何も入れない。
(最後にわざと「あれ、ここには?何か入れる?」と聞いたら、正しく答えてました)


元々用意しておく棒も45本きっかり。
最後に半端な数が残っていたら、どこかで間違ってるってことを発見できます。
そして、戻って確認して、自己訂正ができる。


算数棒では「長さ」で数の大小を表していたけど、これは棒の「集合体」で数の大小の概念をつかんでいきます。

だから、棒を数えて集めてギュッと握らせるのがいいみたい。掌におさまらないくらい多くなってくるので、実感できる








最初、錘形棒という名前も何ぞや?と思っていましたが、「つむぎ棒」「つむ棒」ともいうんですね。
なるほど。形が!昔、はたを織るときに使ったものに由来するそうです。


辞書にも「紡錘形」(ぼうすいけい)で載ってました。

糸をつむぐとき、その糸を巻きつける心棒。錘(つむ)紡錘に似た形。円柱状でまん中が太く、両端がしだいに細くなる形。


英語ではSpindle box。


シンプルで手軽にできていいね





本来は、年少~年中でこういった算数の入口、「数量概念の基本」をやるらしいです。
年長さんでも遅くはないと思って導入してます。
幼稚園でもきっと少しはやったことがあるのかもしれないけど、本人に聞いても不明なのでやってない可能性も高い。



これからやろうと思っているのは、、

モンテ算数:
砂数字板
数字と玉(奇数と偶数)
算数棒による数の合成分解
色ビーズ並べ
10進法の紹介(1-1000)
連続数の認識
100並べ

両替遊び
へび遊び
たし算、かけ算、ひき算、わり算




本人が興味を示したら進むという感じで、ゆるりと行きます。
手作りは砂数字板、色ビーズ等、、大変そうだけどがんばろ
ホームスクールっぽくなってきた?






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